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【三重】6年ぶりに「乗馬ザル」復活 伊勢乗馬センターが営業再開

ジャンル・エリア : 三重  2008年12月17日

息もぴったりに疾走する馬とサルのコンビ=伊勢市有滝町で

息もぴったりに疾走する馬とサルのコンビ=伊勢市有滝町で

 伊勢市有滝町の「伊勢乗馬センター」が6年ぶりに営業を再開し、呼び物だったニホンザルの乗馬が復活した。疾走する馬の手綱を前傾姿勢で握る姿は人間顔負けで、経営者の橋爪軍児さん(65)は「いつ見ても愛らしい」と温かいまなざしで見守っている。
 

 
 20代から乗馬に熱中した橋爪さんは、1972年にセンターを開業。犬や猫も飼う動物好きで、十数年前に知人から雌ザルのサリー(現在18歳)を譲り受けた。「馬に乗せたら面白いかも」と、「猿馬一体」の特訓が始まった。

 最初は警戒して嫌がったというが、次第に馬上を怖がらなくなったサリー。1年後には自由に馬場を走り回れるようになり、その後に仲間入りした雌ザルの「キューピー(16歳)」「ハッピー(14歳)」も続いた。障害越えも成功し、海外メディアも取材に訪れるほど注目を集めた。

 2002年ごろから同センターは一時休業し、「名コンビ」は地元の時代劇テーマパーク「伊勢・安土桃山文化村」で披露されるように。ただしサルたちは綱を引く役が主で、騎手姿はしばらくお預け。今年10月の営業再開に合わせ、利用者に楽しんでもらおうと復活を決めた。

 体をカーブの内側に傾けながら風を切る姿は一人前のジョッキーさながら。「いつか馬3頭、サル3匹でミニレースを」。そんな橋爪さんの願いも、夢ではなさそうだ。

 同センターは火、水曜が休日で、17日から毎週水曜午後に乗馬姿を公開予定。問い合わせは橋爪さん=電090(4198)3877=へ。

 (久下悠一郎)

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