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【静岡】伝統後世へ新舞台 浜松・引佐に福満寺薬師堂が完成

ジャンル・エリア : 静岡  2009年12月21日

解体修理工事を終えた福満寺薬師堂を見学する人たち=浜松市北区引佐町で

解体修理工事を終えた福満寺薬師堂を見学する人たち=浜松市北区引佐町で

 浜松市北区引佐町で国と県、市の助成を受け解体修理中だった国指定無形民俗文化財「川名ひよんどり」会場、福満寺薬師堂(通称八日堂)が完成し20日、川名ひよんどり保存会関係者らが出席し完成式が行われた。 (佐野和広)

 
 川名ひよんどりは五穀豊穣(ほうじょう)などを願う正月行事で、約600年前から毎年1月4日夜行われている。今回改築された薬師堂は1858年に建設され、1954年に現在の場所に移築。最近は床、柱が傾き、雨漏りがするなど建物の傷みが目立っていたことから、同保存会の要望もあり解体修理に踏み切った。

 工事は2008年夏着工、将来への建物の維持管理を考慮、瓦ぶき屋根の入り母屋造りを建設時のかやぶき(金属板)の寄せ棟造りに変更。傷んだ木材などを取りかえ、耐震補強工事も行った。総事業費は約3億6700万円。

 この日の式典で青木喜美雄ひよんどり保存会長が「改築を機に川名ひよんどりを後世に伝えるために頑張りたい」とあいさつ。来賓の花森憲一副知事、鈴木康友浜松市長らも完成を祝う言葉を寄せた。この後改築された薬師堂で、ひよんどりで行う「順の舞」などが披露された。 

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