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【三重】鳥羽の無料クーポン効果着実に 中心街勧誘へ手応え

ジャンル・エリア : 三重  2009年12月25日

ちょこ得まち歩きマップとともに観光客へ配られる「つまみぐいクーポン」

ちょこ得まち歩きマップとともに観光客へ配られる「つまみぐいクーポン」

 鳥羽市観光課が、ちょっとした食のサービスなどで観光客を市中心街へ呼び込もうと、地元商店と協力し10月から発行している無料クーポンが徐々に効果を表しつつある。10月には市の予想を上回る1756人が、11月も1890人がクーポンを手に中心街へ足を運んだ。

 
 クーポンは市内10店舗のうち、1店舗で真珠のストラップをはじめ、焼きガキやたこ焼き、えびせんべい、アイスクリームなどと交換できる。「ちょっとつまみぐいできる程度」のサービスを付加し、観光客の興味をくすぐる。

 「鳥羽ちょこ得まち歩き」と称した事業で、鳥羽のまち歩きを楽しんでもらいながら、観光客の滞在時間の延長を狙う。

 市には、年間約500万人の観光客が訪れ、その多くは鳥羽水族館やミキモト真珠島などがある海岸側へ流れ、市中心街は土、日曜日でも少ないのが現状だ。商店街活性化の実証実験も兼ねる。

 クーポンは、旅行会社を通じて伊勢志摩地域へ訪れる観光客が対象。鳥羽駅前の観光案内所でもらう。併せて、鳥羽の旅館おかみらでつくる「うめの蕾(つぼみ)会」制作の「ちょこ得まち歩きマップ」、ご当地ぐるめ「とばーがー」のステッカーがもらえる。

 同事業は、19の旅行会社が取り上げ、パンフレットに掲載。12月からは浦村の焼きガキとセットで鳥羽のまち歩きを組んだ日帰りプランも登場し、中心街に団体の観光客の姿も。

 市観光課は「来年3月末までに1万人を目標としていたが、それを上回るペース」と手応えを感じている。

 参加する各商店からもほぼ好評で、状況を見たほかの店舗からも事業への参加希望が続出。同課は1月からクーポンの対象店を10から24店に増やすことにした。

 市観光課は「クーポンはあくまで活性化の一つの手段。どうすれば観光客に来てもらえるかを個々の商店で考えてもらうきっかけになれば」とも期待する。

 (遠藤健司)

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