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【石川】幕末―昭和初期の収集品 子の加賀染着物 多彩

ジャンル・エリア : 石川  2008年12月29日

幕末から昭和初期にかけての子ども用の着物が並ぶ展示=金沢市広坂の石川国際交流サロンで

幕末から昭和初期にかけての子ども用の着物が並ぶ展示=金沢市広坂の石川国際交流サロンで

来月 金沢・花岡さん展示

 幕末から昭和初期にかけての子ども用の着物を集めた展示が、来年1月5日から同11日まで、金沢市広坂の石川国際交流サロンで開かれる。28日は関係者が会場で飾り付けをした。 (中村文人)

 
 金沢市の着物店経営、花岡慎一さんが集めた着物約2万点のうち、子どもの祝着など約50点を展示。赤みがかった紫「梅紫」の生地に白いかすみと梅をあしらった着物や、戯れる3匹の子犬を描いたちゃんちゃんこが並ぶ。

 いずれも加賀染の技法を用い、背中にお守りとして松やヒョウタンの刺しゅうを施したり、大人用の着物を仕立て直したりするなどしている。現在の価値で100万円もする品や、お宮参りの際に赤ちゃんがかぶる「かぶと帽子」もある。

 花岡さんは加賀染を研究しようと、布くずの回収業者を通して、県内の家々から着物を収集した。今では年に2回、加賀染を広く知ってもらおうと、自らのコレクションで展示会を開いている。

 花岡さんの長男博司さんは「平均寿命が短かった100年以上も前に、子の成長を願った親の気持ちを見てもらいたい」と話している。入場無料。

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