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【愛知】幻想的な宇野作品 刈谷市美術館でポスター展

ジャンル・エリア : 愛知  2013年01月09日

前衛的なポスター60点余りが並ぶ会場=刈谷市美術館で

前衛的なポスター60点余りが並ぶ会場=刈谷市美術館で

 前衛的な作品を数多く手掛けてきた名古屋市出身のイラストレーター宇野亜喜良さん(78)のポスター展が8日、刈谷市住吉町の市美術館で始まった。美術館が2011年度から収集する幻想的な宇野作品を、初めて披露した。

 
 宇野さんは19歳でグラフィックデザイナーの登竜門とされる日宣美展に初入選。21歳で上京し、企業広告で活躍した。その後、寺山修司さんが主宰するアングラ劇団「天井桟敷」の公演ポスターなどを制作。戦後を代表するイラストレーターとして高く評価された。2010年には旭日小綬章を受章した。

 市美術館は10年に大規模な宇野さんの個展を開催。これを機に作品を集めるようになり、これまでに600万円かけて500点を収集した。

 今回は1960~70年代の作品を中心に60点余りを展示している。女性の裸体を耽美(たんび)で妖しげに描いた天井桟敷の公演ポスターをはじめ、その原画や蛍光塗料で光るポスターなどを紹介。有名女優を爽やかに描いた作品もあり、創作活動の幅広さをうかがわせる。

宇野亜喜良さん=2010年、刈谷市美術館で

宇野亜喜良さん=2010年、刈谷市美術館で

 担当の神谷剛生学芸員は「エロチックだけど洗練されているのが宇野作品の特徴。今でも斬新さを感じさせるので、ぜひ鑑賞してほしい」と来場を呼び掛けている。入場無料。2月24日まで。

(岡村淳司)

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