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【愛知】名古屋で大日本銭湯展 のれんなど100点

ジャンル・エリア : 愛知  2013年01月23日

 のれんや看板など銭湯にまつわる懐かしい道具が展示された会場=名古屋市東区橦木町の文化のみち橦木館で

のれんや看板など銭湯にまつわる懐かしい道具が展示された会場=名古屋市東区橦木町の文化のみち橦木館で

 昔ながらの銭湯の魅力を紹介する「大日本銭湯展」が22日、名古屋市東区橦木(しゅもく)町の文化のみち橦木館で始まった。経営者の高齢化やスーパー銭湯ブームなどにより廃業が相次ぐ現状を打破しようと、銭湯経営者や愛好家らが企画した。2月3日まで。

 
 橦木館や県公衆浴場業生活衛生同業組合などでつくる実行委員会が初めて開催。会場には、「ゆ」のマークののれんやマッサージチェア、水道の蛇口など昭和30、40年代の物を中心に銭湯にまつわる100点が並ぶ。

 県内の銭湯愛好家でつくるサークル「名古屋銭湯女子部」のメンバーも協力。県内の100軒以上の銭湯を巡った人脈を生かし、店主や風呂場の写真とメッセージをスライド上映している。関連イベントとして「まちのお風呂屋さんスタンプラリー」も開催している。2月28日までに展示会のポスターが貼ってある銭湯を3軒回ると、銭湯女子部が体重計や煙突、せっけんなどをデザインしたオリジナルの手ぬぐいがもらえる。

 組合によると、県内の銭湯は1960年代まで800軒を超えていたが、今は130軒ほどに激減。風呂なしの家がほとんどなくなり、銭湯の習慣が薄れていることに加え、老朽化した施設の更新や燃料の高騰などコスト面の事情が追い打ちを掛けている。

 名古屋市東区の銭湯・平田温泉のおかみで銭湯女子部のメンバーでもある八木佳子さん(47)は「銭湯は人が触れ合う温かな場所なのに、その良さが忘れられている。震災後は絆が見直されているし、『昔はよく行った』という人や初心者の人が目を向けてくれるきっかけになれば」と期待している。

 銭湯展は入場無料だが、入館料の200円が必要(中学生以下無料)。月曜休館。(鈴木龍司)

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