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【静岡】世相照らす言葉遊び 三島宿地口行灯

ジャンル・エリア : 静岡  2013年02月08日

世相を風刺した地口行灯=三島市の三石神社で

世相を風刺した地口行灯=三島市の三石神社で

 米軍新型輸送機「オスプレイ」をもじった「押忍(おす)無礼」など、世相を風刺する地口(じぐち)を楽しめる「三島宿地口行灯(あんどん)」が7日、三島市の三石神社と大通り商店街で始まった。176点を紹介する行灯が、冬の夜を照らしている。12日まで。

 
 地口は、よく使われる成句などに、似た発音の語句を当てはめる言葉遊び。江戸時代に流行した。地口と、それに合わせた絵が描かれた地口行灯は当時、宿場の店先にともされていたという。

 行灯の展示は、地元商店街などでつくる実行委員会が昔の文化に触れてもらおうと毎年行っている。地口の作品は本年度、全国から1277点の応募があった。このうち入選作の書かれた地口行灯が街頭に並べられた。

 沖縄県に配備されているオスプレイは「押す無礼」も入選し、日米合意に反した飛行を繰り返したことを皮肉った。「仕上げが肝心」に似せて野菜の高騰を表現した「値上げが残忍」、「すべての道はローマに通ず」をもじった「すべての金はローンに消える」など、厳しい経済情勢を嘆いた作品も多い。

 「飛び出すな 車は急に止まれない」という標語をもじった「怒らすな 妻は急には笑わない」など、生活感あふれる作品も。点灯は午後5時半から同8時半まで。

(山田晃史)

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