【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【滋賀】琵琶湖博物館でモクズガニ展示

【滋賀】琵琶湖博物館でモクズガニ展示

ジャンル・エリア : 近畿  2013年03月07日

琵琶湖で見つかり、展示されているモクズガニ=琵琶湖博物館提供

琵琶湖で見つかり、展示されているモクズガニ=琵琶湖博物館提供

 海と川を行き来するカニで、琵琶湖でも時々見つかるモクズガニの展示が5日、草津市の県立琵琶湖博物館水族展示室で始まった。琵琶湖で捕らえられた個体だが、途中でダムや山を越えて湖まで来た可能性があり、館は「カニの苦難の旅路に思いをはせてほしい」と展示する。展示終了時期は未定。

 
 イワガニ科のモクズガニは、はさみに濃い毛が生えるのが特徴で、甲羅の幅が8センチ前後まで成長する。普段は川に生息しているが、繁殖期には海で産卵し、稚ガニは成長すると川をさかのぼる。寿命は3年ほどという。琵琶湖では年に数件、見つけたとの報告があり、今回展示しているモクズガニも昨年、琵琶湖で捕まえたという漁師から提供を受けた。

 博物館によると、大阪湾とつながる淀川水系からダムを乗り越えながら琵琶湖に入ったことも考えられるが、可能性は大きくない。三重県の伊勢湾や、福井県側の日本海からダムのない川の上流域まで上り、山や分水嶺(れい)を越えて琵琶湖まで下ってきたことも考えられるといい、担当者は「どこから来たのか、展示するモクズガニを見ながら思いをめぐらせてもらえば」と来場を呼びかけている。

 常設展示観覧券(大人750円、大学・高校生400円、小中学生以下無料)で観覧できる。

 (梅田歳晴)

旅コラム
国内
海外