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【滋賀】大津事件の経緯明確に 県庁で公文書展示

ジャンル・エリア : 近畿  2013年03月12日

大津事件の経緯についてまとめた公文書などを展示している会場=県庁新館3階の県政資料室で

大津事件の経緯についてまとめた公文書などを展示している会場=県庁新館3階の県政資料室で

 県の公文書を紹介する展示「近代との対話-滋賀県の歴史的文書」が5月9日まで県庁新館3階県政資料室で開かれている。ロシア皇太子ニコライを沿道警戒の巡査津田三蔵が切りつけた1891(明治24)年の大津事件の経緯をまとめた文書などがある。入場無料。

 
  大津県から滋賀県に改称された1872(明治5)年から1945(昭和20)年までの公文書計17点を展示。県が保有する9000冊以上の文書から厳選した。

 大津事件に関する文書には、ニコライや、一緒にいたギリシャ王子ジョージら一行の事件直前の様子を記録。ジョージが県庁の物産展で草津村(現草津市)の工芸品として売られていた竹根鞭(むち)(竹の根で作ったむち)を購入したことや、ニコライをサーベルで切り付けた津田の背後からジョージがむちで打った様子が記されている。

 ほかに、1876(明治9)年の府県統廃合で敦賀県が廃止され、若狭国(三方郡、遠敷郡、大飯郡)と越前国敦賀郡が滋賀県に移管されたことを記す文書、1881(明治14)年に若狭四郡が福井県に移管が決まった際に、今の知事に当たる滋賀県令の籠手田安定(こてだやすさだ)の中央政府に分離反対を主張した意見書などがある。

 情報室の担当者は「当時のことがよく分かるのは公文書が残っているから。このことの大切さ感じてもらえれば」と話す。3月18日に展示替えがある。(梅田歳晴)

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