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【岐阜】願い込め見上げる桜 岐阜公園など花見客

ジャンル・エリア : 岐阜  2013年03月27日

「各地を巡って、春を満喫して」と呼び掛ける西美濃夢源回廊の関係者ら=岐阜市柳ケ瀬通の中日新聞岐阜支社で

「各地を巡って、春を満喫して」と呼び掛ける西美濃夢源回廊の関係者ら=岐阜市柳ケ瀬通の中日新聞岐阜支社で

 岐阜市内で、桜の季節が始まっている。26日の最高気温は平年より低めの12.6度だったが、岐阜護国神社と岐阜公園では咲き始めのソメイヨシノをめでながら散策したり、茶屋で花見を楽しんだりする人の姿がみられた。景気回復の期待を込めて迎えた、あの震災から2年目の春。岐阜地方気象台によると、あす28日から再び気温が上昇し、週末には満開の桜が楽しめそうだ。
 
◆早咲き

 「気持ちよく新たな一歩を踏み出せます」と喜んでいたのは、4月の結婚式に向けて岐阜護国神社で記念写真を撮影していた岐阜市西鶉、私立岐阜聖徳学園大付属小学校教諭桂川祥子さん(28)。

 岐阜市の開花は、前年より9日早い21日。例年ならこの時期はまだ咲いていない境内の桜を背にして、白無垢(むく)や振り袖姿で7時間、カメラマンの前でさまざまなポーズを取った。「桜が祝福してくれたようです」

◆期待

 同じ神社の境内にある鵜飼桜はひときわ開花が早く、既に満開の状態。岐阜市北一色、主婦佐口日出子さん(71)はピンクの花を見上げ「この桜のように、景気もぱっと満開になってほしい」とつぶやいた。

 幼なじみ4人の食事会で、今回は奮発して近くの高級ホテルに皆で宿泊することに。「悪い時期をずっと我慢してきたからね」。前日、証券会社の窓口を訪れ、株価がじんわり上がっているのを確認してきたという。

 柳ケ瀬の岐阜タカシマヤでは、有名料亭の「お花見御膳」(1890円)の売れ行きが好調。広報担当者は、アベノミクスの効果に期待する。

◆震災から2年

 岐阜公園に隣接する長良川河畔の「さくら茶屋」は、開花に合わせて早めに開店した。

 「桜は心が和む。飲んで騒いで楽しんで」と呼び掛けるのは、従業員の増田幸一さん(53)。東日本大震災で出店を取りやめた一昨年や、天候不順と不況で客の入りがいまひとつだった昨年とは違ったにぎわいを見込んでいる。

 (福沢和義)

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