【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【石川】地産食材で押しずし体験 ひがし茶屋街に開店

【石川】地産食材で押しずし体験 ひがし茶屋街に開店

ジャンル・エリア : 石川  2013年03月27日

森田さん(右)のアドバイスを受けながら押しずしづくりに励む女性=金沢市東山で

森田さん(右)のアドバイスを受けながら押しずしづくりに励む女性=金沢市東山で

女性11人がスタッフ

 県内に伝わる押しずしづくりを観光客や地元の市民に体験してもらうすし店が、金沢市のひがし茶屋街にオープンした。その名も「金沢寿し」で、平均年齢65歳の女性スタッフ11人が店を支える。地元の魚介や野菜を盛り込んだ郷土料理の作り方をアドバイスすることで、地域の食文化を後世に残そうと意気込んでいる。

 「ササの葉は円を描くように置いていきましょう」「押してから2時間程度するとご飯に味が染み込みますよ」。スタッフの1人、森田庵(いほり)さん(57)=金沢市若草町=は、茶屋造りの店内で参加者に作り方をアドバイスする。すしの完成後、金沢弁でしたためられた修了証を手渡した。

 金沢寿しは今月1日オープン。夫婦で居酒屋を経営していた周田(しゅうた)まゆみさん(50)=金沢市駅西本町=が、地元産の食材を生かしながらすしづくりを楽しんでもらおうと発案、ベテランの主婦たちに協力を呼び掛けた。周田さんは「私は母の世代が作り、私は手伝うだけだった。スタッフの皆さんに教えられることが多くて」と笑う。

 押しずしは神社の秋祭りなどの際、お祝いに一般家庭で作られた。サバやアジ、シイラなど魚介に酢飯を盛り、サクラエビやノリなどを載せる。近年は核家族化や少子化が進み、すしづくりの習慣が廃れつつある。

 周田さんは「すしづくりを体験することで、金沢の食文化を後の世代に伝えていきたい」と意気込んでいる。1人1500円。午前9時~午後4時。不定休。予約可。問い合わせは金沢寿し=電076(251)8869=へ。 (出来田敬司)

旅コラム
国内
海外