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【三重】生誕地に乱歩の銅像 近鉄名張駅前

ジャンル・エリア : 三重  2013年04月08日

関係者らの手で除幕された江戸川乱歩の銅像=名張市の近鉄名張駅東口で

関係者らの手で除幕された江戸川乱歩の銅像=名張市の近鉄名張駅東口で

  大正から昭和にかけて活躍した小説家、江戸川乱歩(本名平井太郎、1894~1965年)の銅像が、生誕地である名張市の近鉄名張駅東口にお目見えした。名張ロータリークラブ(RC)が、ことし創立50周年を迎えたのを記念して建て、市に寄贈。除幕式が7日あり、関係者ら60人が名張の新たなシンボル誕生を祝った。

 像は高さ1.8メートル、台座を合わせると2.9メートル。60代の乱歩の姿をほぼ等身大で再現した。ベレー帽をかぶり、右手に本を抱えている。乱歩の孫で、雑誌編集者の平井憲太郎さん(62)=東京都豊島区=のアドバイスを受けながら、富山県高岡市の銅器メーカーが制作した。

 乱歩は生まれて半年ほど、名張で過ごした。小説家としてデビュー後は「怪人二十面相」などヒット作を次々と生み出し、日本の探偵小説の礎を築いた。55年には、名張で市民有志が生誕地碑を建立。銅像ができるのは、全国で初めてという。

 式に出席した憲太郎さんは「乱歩本人も銅像ができるとは予想だにしなかったと思う。立派なものを作ってもらった」と感謝。名張RCの川地清広会長は「渋谷駅のハチ公前のように『乱歩前集合』の合言葉で親しまれればうれしい」と話した。雨の中、像が姿を現すと、出席者から大きな拍手が送られた。

 (小西亮)

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