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【三重】川喜田半泥子の多才ぶり紹介 津・石水博物館

ジャンル・エリア : 三重  2013年04月12日

半泥子の俳画や陶器が並ぶ企画展=津市の石水博物館で

半泥子の俳画や陶器が並ぶ企画展=津市の石水博物館で

 百五銀行の元頭取で陶芸家として知られる川喜田半泥子(はんでいし)(1878~1963年)の没後50年を記念するプレ企画展が12日から、津市垂水(たるみ)の石水(せきすい)博物館で始まる。作陶にも影響を与えた俳句に焦点を当て、その多才ぶりを紹介する。5月19日まで。

 近代陶芸界に大きな足跡を残した半泥子は、50歳を過ぎて本格的に作陶を始め、俳句は同じころ、桑名の梶島一藻(いっそう)(1883~1947年)に師事。一藻が主宰する俳句雑誌「かいつむり」の同人となった。

 企画展では、絵も得意とした半泥子の俳画や、自身の句を入れた茶わんなど127点を展示している。一藻が半泥子に「句に陶芸の専門用語を入れないように」などと注意した手紙や句会仲間で絵を寄せがきした作品もある。

 半泥子は、俳句も作陶も「無心で作ったものでないと良くない」と考えていた。学芸員の龍泉寺由佳さんは、「あらためて、半泥子の陶芸に俳句は欠かせない存在なのだと分かる」と話している。

 大人500円、高校生以上の学生300円。月曜休館(祝日の場合は翌日が休館)。博物館では、半泥子が亡くなった10月に合わせて記念特別展を予定している。

 (境田未緒)

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