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【三重】大紀の大平つつじ山で花見頃 保存会が28日に催し

ジャンル・エリア : 三重  2013年04月24日

ヤマツツジで赤く染まった斜面を見て喜ぶ小倉会長(中)ら=大紀町崎で

ヤマツツジで赤く染まった斜面を見て喜ぶ小倉会長(中)ら=大紀町崎で

 大紀町崎の大平つつじ山で、ヤマツツジの花が見ごろを迎えた。以前は枝にコケ状の菌が繁殖して花が枯れたこともあったが、地元保存会が手入れし、よみがえらせた。今年は例年になく見事な開花状況といい、保存会などでつくる実行委員会は28日、満開の花を眺める「大平つつじ山まつり」を開く。

 ヤマツツジはツツジ科の落葉低木で、朱色や紅色の花を付ける。つつじ山の5.5ヘクタールの斜面に1万本以上が自生しており、開花時期は山が赤く染まる美しい景勝地として親しまれてきた。

 だが、5、6年ほど前から木の勢いが弱まり、枯れた花で山一面が白っぽくなる年もあった。地元有志が開花を促すため、2008年に大平つつじ山保存会を結成し、草刈りなどを始めた。11年には5メートル前後ある木のうち、元気な根元の部分2メートルほどを残して伐採。斜面に肥料をまいた。

 今季は今月中旬から次々と開花し、山は保存会を結成して以来、最高の見栄えという。小倉関蔵会長(64)は「苦労したが、ようやく良かったころの景観が戻ってきた」と喜ぶ。今後も会員12人が毎週、遊歩道の整備などを続ける予定で、「挿し木なども試し、もっとツツジの本数を増やしたい」と話している。

 ヤマツツジの見ごろは今月末ごろまで。祭りは28日午前10~午後3時。フジやアケビのつるを使ってかごなどを作る工作教室や、和太鼓、踊りの発表、餅まきなどがある。

 問い合わせは大紀町商工観光課=電0598(86)2243=へ。

(浅井貴司)

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