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【長野】初夏迎え各地で山開き

ジャンル・エリア : 甲信越  2013年06月03日

長い列になって登る参加者=大町市の針ノ木雪渓で

長い列になって登る参加者=大町市の針ノ木雪渓で

◆雪渓に長い行列 大町の針ノ木

 日本三大雪渓のひとつとして知られる大町市の針ノ木雪渓で2日、「第56回針ノ木岳慎太郎祭」が開かれ、今年の夏山開きを告げた。

 日本で初めて登山案内人の組合を設立するなど新しい登山の形態を築き上げた百瀬慎太郎(1892~1949年)の功績をしのぶイベント。

 黒部ダム行きトロリーバスの扇沢駅近くにある登山口から1時間半ほど登って針ノ木雪渓に到着した約240人の参加者は、シーズンの安全を祈願する神事に臨んだ。大町山岳会の西沢泰夫会長(81)は「家に帰るまでが登山と肝に銘じて楽しんで」と呼び掛けた。

 初夏を迎えた雪渓には、針ノ木峠まで登る登山者の長い行列ができた。白馬村の鈴木均さん(65)は「山スキーでゆっくり滑って残雪を楽しみたい」とスキー板を担いで登った。

(吉田幸雄)

◆森林鉄道復元機関車の走行も 飯田の遠山口

 南アルプスの遠山登山口の開山式が2日、飯田市南信濃木沢の「梨元ていしゃば」前広場で開かれた。木沢地区活性化推進協議会(松下規代志会長)が主催し、約30人が出席して神事で今シーズンの盛況と登山の安全を願った。

遠山森林鉄道の復元車両の前で開かれた遠山口の開山式=飯田市南信濃で

遠山森林鉄道の復元車両の前で開かれた遠山口の開山式=飯田市南信濃で

 松下会長が「遠山口を利用して南アに入る登山客は、毎年3000人あまり。旧木沢小学校の木造校舎を訪れる人も増えており、遠山郷の活性化に地域住民の力を合わせて頑張りたい」とあいさつした。

 会場の梨元ていしゃば広場には、かつて遠山郷で活躍した遠山森林鉄道の復元機関車が据えられ、50メートルほどのレール上を走行するセレモニーのほか、遠山山の会、前沢憲道さんの講演「南アルプスの魅力とよみがえった遠山森林鉄道」もあった。

(須田唯仁)

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