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【愛知】池に広がる幻の花 阿久比「花かつみ園」

ジャンル・エリア : 愛知  2013年06月14日

花かつみを見に来た子どもたち。「きれーい」と歓声が上がった=阿久比町草木の「花かつみ園」で

花かつみを見に来た子どもたち。「きれーい」と歓声が上がった=阿久比町草木の「花かつみ園」で

 徳川家にゆかりがあり、一時は絶滅したとも言われた幻の花「花かつみ」が、阿久比町草木の「花かつみ園」で見頃を迎えた。園内の2500株は8分咲き。8日に一般公開されてから、連日200人前後の見学者でにぎわっていて、15、16日には多彩な催しもある。公開は23日まで。

 花かつみはアヤメ科の多年草で、正式には「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」。1560(永禄3)年の桶狭間の戦いで、徳川家康の生母於大の方が家康の武運を願い「勝つ」という言葉に願いを込め仏前にささげたとも伝えられる。

 花は鮮やかな紫色の花びらが外へ向けて垂れ、花びらの根元から伸びる黄色い線が特徴。見頃は2週間ほど。限られた期間だけ公開される花を一目見ようと、園内には県外からも見学に訪れる。

 梅雨の晴れ間の13日は、近くの草木保育園の年長児38人がやって来て、池に広がる紫色の花畑に歓声を上げた。坂野(ばんの)琴美ちゃん(5つ)は「本当はチューリップが好きだけど、こっち(花かつみ)の方がきれい」と笑顔を見せた。

 公開時間は通常午前9時~午後4時。15、16日は午前6時に開園し、花かつみの撮影会(中日新聞社、中日写真協会など主催)がある。15日は町民団体などによる津軽三味線と獅子舞、16日は和太鼓の演奏がある。

 期間中、花かつみを題材にした「フォト&俳句」コンテストの作品も募っている。入園無料。(問)町産業観光課=電0569(48)1111

(太田理英子)

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