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【愛知】新種の深海魚か 竹島水族館で展示

ジャンル・エリア : 愛知  2013年06月24日

ウバウオの一種とみられる深海魚=蒲郡市の竹島水族館で

ウバウオの一種とみられる深海魚=蒲郡市の竹島水族館で

 蒲郡市の竹島水族館に、深海に生息する珍しい魚が登場した。大きさは3センチ程度でウバウオの一種とみられるが、詳しい種類は不明。専門家の写真判定では、新種の可能性が高いという。

 今月1日、蒲郡市の西浦漁港に所属する漁船「寿丸」の乗組員が持ち込んだ。静岡県・御前崎沖の水深150~200メートルで採取した二枚貝の中に1匹だけ入っていたという。

 体はオレンジ色で、腹部のひれが吸盤状になっている。昨年発見されたヨザクラウバウオに似ているため、発見者がいる水産総合研究センター西海区水産研究所(長崎市)に写真判定を依頼。ひれなどに微妙な違いがあり「別種の可能性がある」と指摘された。

 ヨザクラウバウオはこれまで3匹しか見つかっておらず、東シナ海の特定の場所でしか捕れないという。

 竹島水族館の小林龍二学芸員は「持ち込まれた深海魚は生息地が全く違い、新種の可能性は高い」と指摘する。水族館では現在、この魚を水槽「たけすいの小窓」で展示している。普段はほとんど動かず、プランクトンを食べるという。死んでしまった場合は西海区水産研究所に送り、ひれの骨の数など詳しい鑑定をしてもらう。新種であれば、同水族館が関係した生き物では2006年のヒョウモンシャチブリ、昨年のコガネウロコムシの一種に続く発見になる。

 (坂口千夏)

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