【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【福井】ミケランジェロ作品、県内初公開 県立美術館

【福井】ミケランジェロ作品、県内初公開 県立美術館

ジャンル・エリア : 福井  2013年06月28日

日本初公開された初期の大理石の傑作「階段の聖母」=福井市の県立美術館で

日本初公開された初期の大理石の傑作「階段の聖母」=福井市の県立美術館で

 イタリア・ルネサンスの巨匠ミケランジェロの展示が県内で初めて、福井市文京3丁目の県立美術館で28日に開幕する。展示約60点のうち半数は日本初公開。27日は関係者向けの内覧会があり、作品を所蔵するカーサ・ブオナローティ美術館の学芸員が解説した。

 システィーナ礼拝堂(バチカン市国)の天井に描いたフレスコ画の完成500年を記念した事業。彫刻や絵画のほか自筆の手紙やメモなどを公開している。

 日本初公開の目玉の1つは、初期の大理石彫刻の名作「階段の聖母」。マリアとイエスが彫られたレリーフは15歳の時の作品で、学芸員は「わずかな彫りの深さで奥行きを表現した作品は、彼の天才ぶりを証明している」と解説した。作者が創作の原点と確信していた彫刻でもあり、死ぬまで高い意欲を維持する源になったという。

 最後の審判の全体を描いた下書きとしては1枚しか残っていない「最後の審判下絵」や、素描の傑作として有名な「レダの頭部習作」など世界の至宝が並ぶ。展示は8月25日まで。入場料は一般1400円、高校、大学生1000円、小中学生700円。

 (吉野淳一)

旅コラム
国内
海外