【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】新湊大橋 富山県射水市

【富山】新湊大橋 富山県射水市

ジャンル・エリア : まちおこし | 富山  2013年07月04日

新湊大橋の下から見上げた「あいの風プロムナード」

新湊大橋の下から見上げた「あいの風プロムナード」

絶景広がる空中歩廊

 富山県射水市の富山新港をまたぐ斜張橋「新湊大橋」に6月中旬、自転車歩行者道が開通し、海上の空中歩廊として話題を呼んでいる。

 上層が車道になっている大橋の下層に設置された。愛称は「あいの風プロムナード」。海上47メートルの橋桁まで、車いすや自転車もOKの大型エレベーターで上がる。そこから対岸までは、道幅3メートル、長さ480メートルの空中歩廊。両側の窓からは遠く立山連峰や能登半島が望め、その美しさに感動した。地上に降りると、無料の県営渡船で対岸へ渡ることもできる。

 橋上からすぐ下に見えた海王丸パークへ移動。海の貴婦人といわれ、1989(平成元)年に退役した帆船「海王丸」が係留されている。船内は現役のままに保たれ、機関室や前部航海船橋などが見学可能。しばし船員気分を味わった。

 レストランや鮮魚センターのある「新湊きっときと市場」で土産の品定めをしたあと、午後1時から新湊漁港での昼セリ(要予約)を見学。次々と競り落とされていく岩ガキやボタンエビなどが、本場の色つやを放っていた。

 宿泊は、漁港から少し西へ入った内川地区の古民家を生かした滞在施設「さんのう」を利用。炊事や使用後の掃除は各自でというルールだが、1グループで1軒を貸し切り、1人1泊1000円は魅力。和室6部屋のほか、中庭もあり、のんびりとくつろげた。鮮魚を買い込んでの自炊もいいが、周辺にいくつもあるすし店もお薦め。

古民家を再生したオーガニックカフェでくつろぐ女性=いずれも富山県射水市で

古民家を再生したオーガニックカフェでくつろぐ女性=いずれも富山県射水市で

 翌日は、内川沿いを散策。個性豊かな橋が数多く架かる独特の景観が魅力で、格子や土蔵のある家も多い。古民家を再生したカフェや店舗も点在し、レトロで落ち着いた雰囲気が漂っていた。

 ▼メモ 新湊大橋へは、JR北陸線・高岡駅から万葉線に乗り換え越ノ潟駅下車。車は北陸自動車道・小杉ICから約20分。あいの風プロムナードの利用は午前6時から午後8時まで、無料。海王丸の船内見学は午前9時半から午後5時まで(夏季は延長)。月曜定休、大人400円、小中学生200円。古民家泊は、NPO法人水辺のまち新湊に要予約=(電)0766(82)2668。全般の問い合わせは、射水市観光協会=(電)0766(84)4649

(中日新聞夕刊 2013年7月4日掲載)

旅コラム
国内
海外