【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【岐阜】木造駅舎、愛され80年 JR高山線・飛騨小坂駅

【岐阜】木造駅舎、愛され80年 JR高山線・飛騨小坂駅

ジャンル・エリア : 岐阜 | 鉄道  2013年08月15日

開業80周年を迎える飛騨小坂駅とイベントをする友の会のみなさん=下呂市小坂町のJR飛騨小坂駅で

開業80周年を迎える飛騨小坂駅とイベントをする友の会のみなさん=下呂市小坂町のJR飛騨小坂駅で

◆24日に記念式典

 JR高山線飛騨小坂駅の開業80周年記念イベントが24日、下呂市小坂町の駅などで開かれる。開業当時の面影を残す木造駅舎を愛する住民が中心になり、町の玄関口の節目を盛大に祝う。

 飛騨小坂駅は1933(昭和8)年8月25日、南にある飛騨萩原駅から延長されて開業。翌年に高山駅などがある区間が開業して高山線が全通するまで、南側の高山線の終着駅だった。

 駅舎だけでなく、ホームに渡る通路の壁や待合室にも、小坂特産の木材をふんだんに使用。スギの丸太を斜めに組み合わせ、しゃれたデザインになっている。駅舎の玄関の屋根には神社のような千木が置かれ、内壁は細かく加工されたナラ材が使われ、当時の駅への思い入れが伝わってくる。

 記念イベントを主催するのは、一昨年の無人化を機に住民らが結成した飛騨小坂駅友の会。飛騨小坂駅への思いが高じて、全国の木造駅舎を描いた田立泰彦さん(79)を代表に、駅の清掃や植栽、駅ノートの設置などで駅を支えてきた。イベントの開催希望をJR東海も快諾した。

 当日は駅舎で、管理する下呂駅長らを招いた記念式典を開き、開業直後の駅や小坂町の写真などを展示。町内のきこりセンターではミニSL運転、鉄道ジオラマの展示、コンサートや講演会もある。田立さんは「イベントをきっかけに、貴重な駅だとの認識をもっと高めてもらいたい」と話した。問い合わせは田立さん=電080(1563)0561=へ。

(田中一正)

旅コラム
国内
海外