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【石川】映画タイトル 絶賛公開中 デザイナー赤松さん 金沢で個展

ジャンル・エリア : 石川 | 芸術  2013年08月16日

(上から)「うなぎ」(1997年今村昌平監督)「HANA-BI」(98年北野武監督)「ウォーターボーイズ」(2001年矢口史靖監督)の題字

(上から)「うなぎ」(1997年今村昌平監督)「HANA-BI」(98年北野武監督)「ウォーターボーイズ」(2001年矢口史靖監督)の題字

自由な発想 創作のカギ

 北野武監督の「HANA-BI」に、今村昌平監督の「うなぎ」-。いずれも映画タイトルデザイナー赤松陽構造(ひこぞう)さん(64)が題字を手掛けた。その枠にとらわれない題字作品を集めた個展「文字って自由なんだ!」が、金沢市広坂のしいのき迎賓館で開かれている。(中山洋子)

 赤松さんは東京都中野区出身。テレビや映画の題字を制作していた父の急逝で20代で家業を継ぎ、これまでに約400本の作品にかかわってきた。有名監督たちの信頼も厚い日本屈指の映画タイトルデザイナーで、特に北野監督とは数々の仕事をともにしてきた。

 個展は、赤松さんが昨年10月に金沢美術工芸大で講師をした縁で実現した。会場では映画のオリジナル題字やポスターなど約100点を展示。放映中のNHK大河ドラマ「八重の桜」の題字も手掛け、ドラマにちなんだコーナーも設けられた。

 映画のイメージに合わせるため、赤松さんは壊れた筆や木の枝など、どんな道具もためらいなく使っている。そんな型破りな道具も並んだ。

 赤松さんは「例えば北野監督の作風には、普通に筆で書いても合わない。書き順を変えたり、ボロボロの道具を使ったりして表現を模索した」と説明。「きれいな文字じゃなくても、気持ちを伝えることができる。自由な発想で文字を書くことを楽しんでほしい」と話した。

 同展は18日まで。入場無料。

題字を手がけた映画のポスターやシナリオなども並ぶ作品展=金沢市広坂で

題字を手がけた映画のポスターやシナリオなども並ぶ作品展=金沢市広坂で

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