【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【石川】休耕田で生物学習を ビオトープ整備 子どもに開放

【石川】休耕田で生物学習を ビオトープ整備 子どもに開放

ジャンル・エリア : 動物 | 石川  2013年08月22日

休耕田の一角に水を引き込んでビオトープを設けた小嶋さん=輪島市門前町広岡で

休耕田の一角に水を引き込んでビオトープを設けた小嶋さん=輪島市門前町広岡で

門前の小嶋さん 自宅離れに「実験工房」も

 輪島市門前町広岡の元高校教諭小嶋茂さん(62)が、自宅の庭や近くの休耕田の一角にビオトープ(生物の生息空間)を整備し、今月から子どもたちに学習の場として開放し始めた。(松瀬晴行)

 標高150メートルの山あいにある自宅は、庭の池に山からきれいな水が入る。2007年3月の能登半島地震後、水路がふさがり飼っていたコイは全滅したが、次第に水の流れが戻った。今ではメダカやオタマジャクシ、ミズカマキリやヤゴなどの水生昆虫が生息するようになり、1週間ほど前にはイモリの赤ちゃんも見つけた。

 「池をビオトープにして、子どもたちが生物と触れ合う場にできないか」と考えた小嶋さんは昨年3月、自宅前の休耕田の溝を広げ、近くの水路から水を引いてビオトープをつくった。

 離れの1階部分を自ら改装して「理科実験工房」も整備中で、今月初旬には地元の児童10人が初めてビオトープを訪れ、メダカを手ですくったり、水生昆虫を観察したりして楽しんだ。

 この時期になると、水面近くをトンボが舞う。ヘビが出る。ヘビやカエルを狙ってサギも飛んでくる。小嶋さんは「将来的には子どもたちが工房で泊まり込み、自然体験ができる場になれば」と話している。

旅コラム
国内
海外