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【三重】上野歴史民俗資料館、来春から無料開放

ジャンル・エリア : 三重 | 歴史  2013年08月28日

昭和30年代の農家の暮らしを再現した展示室。訪れる人は少ない=伊賀市上野丸之内の上野歴史民俗資料館で

昭和30年代の農家の暮らしを再現した展示室。訪れる人は少ない=伊賀市上野丸之内の上野歴史民俗資料館で

 伊賀市は、市中心部にある有料の上野歴史民俗資料館を、来春から住民や観光客に無料開放する方針を決めた。9月市議会に無料化のための条例改正案を提案する。資料館は、伊賀上野城や伊賀流忍者博物館などの集客施設が集積する国史跡の上野城跡に隣接し、市の担当者は「伊賀の観光にプラスになる」と期待する。

 資料館は大人200円の入場料がかかる。市教委文化財室によると、2006年から、市の外郭団体の市文化都市協会が指定管理者として運営してきた。管理料は現在、年間650万円。

 入館者は減少傾向にあり、昨年度は3312人。そこで来年3月末の指定管理者の期限切れに合わせ、「多くの人に収蔵品を見てもらいたい」として、市直営にして無料化することにした。

 資料館の隣の上野城跡や、すぐ近くのだんじり会館は、伊賀の観光の中心地。市議会で条例改正案が認められれば、観光客向けの忍者衣装を貸し出す場として活用したり、文化財巡りのモデルコースを紹介したりすることを検討する。市観光戦略課の担当者は「休憩所としても使うことなども考えたい」と話す。

 2階の企画展スペースは有料で貸し出し、個展や会議などにも利用できるようにする。

(谷大平)

 <上野歴史民俗資料館>1990年に建設され、3階建て延べ720平方メートル。昭和30年代の農家の暮らしを再現し、住民から寄贈された人力の脱穀機や、使い込まれたたんすなどを展示。2階は、主に旧上野市内の古墳や、伊賀国分寺跡などから発掘された出土品など計2000点以上を収蔵している。

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