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【三重】旧国鉄伊勢線開業40周年 鈴鹿駅で展示会

ジャンル・エリア : 三重 | 鉄道  2013年09月03日

旧国鉄時代の時刻表などを並べた伊勢線の記念展示=鈴鹿市矢橋の伊勢鉄道鈴鹿駅で

旧国鉄時代の時刻表などを並べた伊勢線の記念展示=鈴鹿市矢橋の伊勢鉄道鈴鹿駅で

 伊勢鉄道(鈴鹿市)は、四日市市と津市を鈴鹿市経由で結ぶ伊勢線が開業40周年になるのを記念して、旧国鉄時代の時刻表や駅名板、記念切符など40点を並べた展示会を、同市矢橋の鈴鹿駅の待合室展示コーナーで開いている。8日まで。

 名古屋と伊勢、南紀方面を短距離で結ぶため計画された伊勢線は1973(昭和48)年9月1日、南四日市(四日市市)-津(津市)間の延長26キロで開業した。亀山駅(亀山市)を経由する従来に比べて約9キロ、短縮された。

 国鉄の分割・民営化に伴い、87年3月に第3セクター伊勢鉄道の運営に移行。通学、通勤の足として使われ、2012年度は1日平均、4647人が利用。鈴鹿サーキットの玄関口の役割も果たしている。

 国鉄時代に特急、普通列車1日11往復だった運行は現在、JR東海の乗り入れを含め36往復に拡大。全国の3セク鉄道が経営に苦しむ中、人口の多い都市間を路線としているため、安定経営を続けている。

地図

 展示は、こうした40年の歴史を感じてもらおうと企画。伊勢鉄道開業から2005年まで走っていたレールバス関連の常設展示品約50点とともに、列車の方向幕や行き先表示板、運転手の腕章、制帽、手帳など国鉄時代の保管品や職員の所蔵品を集めて並べた。

 国鉄時代、鈴鹿駅に掲げられていた時刻表は、7往復だった普通列車の運行が、朝と夕の通勤時間帯に集中していることが見て取れる。3セク移行時の記念切符は台紙部分が、濃いだいだい色の車両のジグソーパズルになっているユニークな一品だ。

 展示担当の多田直樹車両部長(53)は「懐かしんでもらいながら、伊勢線の歩みを知ってほしい」と話している。 

(鈴木智重)

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