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【岐阜】荘川 そばの里づくり 岐阜県高山市

ジャンル・エリア : グルメ | 岐阜 |   2013年09月05日

標高800~1200メートルの高原に広がるソバの花畑

標高800~1200メートルの高原に広がるソバの花畑

かれんに咲く白い花

 富山湾に流れ込む1級河川・庄川(しょうがわ)の源流部を有し、全域が標高800メートル以上の高地に位置する岐阜県高山市荘川(しょうかわ)町。「そばの里づくり」を進めている現地でソバの花が咲いていると聞き、出掛けた。

 町内に点在するソバ畑の総作付面積は約40ヘクタール。長く花を楽しめるよう、少しずつ時期をずらして栽培している。道の駅「桜の郷(さと)荘川」で情報を仕入れると、車の窓を全開にして高原ドライブへ。

 開花は標高1200メートルの地点から始まり、徐々に下方へ。現在は、地元の人が「平場」と呼ぶ標高800メートルの地点で咲いている。カスミソウを思わせるかれんな花は、遠くから眺めると白く浮かび上がるように見えて幻想的だ。

「蕎麦正」の源流そばと、どぶ汁

「蕎麦正」の源流そばと、どぶ汁

 お昼は、町内に5軒ある手打ちそば店の1つ「蕎麦正(そばしょう)」へ。席に着くと、そば茶と一緒に、豆乳をだし汁で割った郷土食「どぶ汁」(大人のみ、数量限定)が出てきた。一番人気の源流そば(1000円)を注文し、勧められるまま、最初の一すすりは塩を振って食べてみた。冷水で締められたそばは、するっと口に滑り込み、かむほどに香りと甘みが広がる。のど越しもいい。

 周辺には、直径13メートルを筆頭とした5連の水車や、そば打ち体験道場、合掌造り家屋を集めた「荘川の里」も。

 帰りに再び道の駅へ寄り、併設のひだ荘川温泉「桜香(おうか)の湯」でひとっ風呂。とろりとした感触の湯で気持ちいい。湯上がりは、名物のソフトクリーム。砕いたソバの実を混ぜ込んだソバ味は香ばしく、刻んだ塩漬けの葉が香るサクラ味(各300円)はさっぱりとした味覚。どちらも癖になるおいしさだった。

 ▼メモ 荘川へは東海北陸自動車道・荘川ICからすぐ。便は少ないが、JR高山駅と名古屋駅からバスが出ている。道の駅「桜の郷荘川」は午前8時から午後5時まで。定休無し。桜香の湯は午前10時から午後8時半まで。木曜定休。貸しタオル付きで12歳以上700円、4歳以上300円。そば打ち体験(1鉢大人2食分2000円)は要予約=(電)05769(2)3100。10月1日から6日まで、新そばまつりを開催予定。全般の問い合わせは荘川観光協会=(電)05769(2)2272

(中日新聞夕刊 2013年9月5日掲載)

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