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【石川】金沢町家 歴史の趣 22日から「巡遊」催し

ジャンル・エリア : グルメ | 文化 | 石川  2013年09月18日

イベントについて話し合う金沢町家研究会の奥村さん(右)ら=金沢市東山で

イベントについて話し合う金沢町家研究会の奥村さん(右)ら=金沢市東山で

活用法、手入れ講座 ■ 限定スイーツも

 金沢市内の町家の魅力を体感できるイベント「金沢町家巡遊」が22~29日まで市内各地で開かれる。町家の活用方法を学んだり、庭やふすまの手入れのワークショップがあったりと盛りだくさんの内容。町歩きも楽しい季節、趣あふれる町家を堪能してみてはいかが-。(酒井ゆり)

 金沢市によると、金沢の町家とは、1950(昭和25)年以前に建てられた歴史的な木造住宅。保全活用への補助などで減少率はややゆるくなったものの、今も年間約100棟が姿を消している。2012年の調査では約6000棟まで減っていることが分かった。

 そんな現状に歯止めを掛けようとしているのが、NPO法人「金沢町家研究会」(事務局・同市東山)。町家を研究する大学教授や建築家、住人らの集まりで、保全や活用のために必要な調査研究、普及啓発を行政と連携しながら進めている。

 その取り組みの一つ、町家巡遊は08年から毎年秋に開催。これまでは週末の町家見学などを軸にしていたが、今年は幅広い職業や年代の人たちに参加してもらおうと毎日、午前と午後、夜の3部立てにし、さまざまな町家を会場に22講座を準備した。

 「町家と仕事」をテーマに、見学会のほか、建築家や司法書士を交えて具体的な活用術を聞いたり、昔ながらの庭やふすま、畳の手入れを学んだりする。

 ほかにも期間中、市内の町家を活用したカフェや工房などで催しを開催。イベント限定の食事やスイーツを味わえる所もある。

 研究会幹事の奥村久美子さん(40)は「これまで関心がなかった人にも町家の良さに触れてもらえる機会になれば」と意気込んでいる。

 研究会では、今年のイベントガイドのチラシを約1万部用意。また、町家を活用した市内の飲食店やギャラリー、カフェなどを紹介する「町家巡遊ショップマップ」も約3万部作った。ガイドとマップは、町家の店舗、文化施設などにある。

 イベントの講座の参加費はそれぞれ異なり、すべて予約が必要。申し込み、問い合わせは研究会事務局=電076(253)3517=へ。

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