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【三重】新旧並び歳月実感 伊勢神宮、上空を公開

ジャンル・エリア : 三重 | 文化 | 歴史  2013年09月26日

(上)20年に1度の式年遷宮で建て替えられた、伊勢神宮内宮の新社殿(左)と現社殿 (下)同様に建て替えられた伊勢神宮外宮の新社殿(左)と現社殿=伊勢市で、中日新聞社ヘリ「あさづる」から

(上)20年に1度の式年遷宮で建て替えられた、伊勢神宮内宮の新社殿(左)と現社殿 (下)同様に建て替えられた伊勢神宮外宮の新社殿(左)と現社殿=伊勢市で、中日新聞社ヘリ「あさづる」から

 一面の緑に覆われた神域で、まばゆい輝きを放つ社殿。まったく同じ造りながら、趣の異なる新旧社殿が並び立ち、20年の時を伝えてくれる。

 伊勢市の伊勢神宮で来月初めにクライマックスを迎える式年遷宮に向け、新社殿の上空からの様子が報道陣に初公開された。内宮、外宮とも現在の社殿の西隣に新しい社殿が完成し、20年に1度の姿が披露された。

 社殿は唯一神明造と呼ばれる古代の建築様式で、弥生時代の高床倉庫に由来する。掘立柱(ほったてばしら)に、かやぶき屋根が主な特徴。柱や部材のヒノキは表面に塗装を施さないため、風雨に長くさらされていない新社殿は、優美な光沢を帯びている。

 四重の垣に囲まれた敷地の中央にあるのが、ご神体を納める正殿。神宮社殿の中で内宮外宮の正殿が最も大きく、樹齢200年を超す巨木を柱に使い、高さは12メートルを超す。各所に装飾金具があしらわれ、神様の住居にふさわしい荘厳なたたずまいを醸し出す。

 8年がかりの準備はすべて調い、あとは神様を新正殿にお迎えする夜を待つばかり。その遷御は内宮は来月2日、外宮は5日に営まれる。62回目となる今回の式年遷宮も、いよいよ佳境だ。

 (加藤弘二)

◆伊勢市、観光客1330万人見込む

 伊勢市は25日の市議会産業建設委員協議会で、今年1年間の市への観光入り込み客数を1331万5000人とする予測値を明らかにした。市では伊勢神宮の参拝者数を観光入り込み客数として数えている。

 市は1953(昭和28)年の第59回から93年の61回までの伊勢神宮式年遷宮の年と、その1、2年前と比較した参拝者数の伸び率や、遷宮関連のお白石持(しらいしもち)行事の影響などを参考にして、昨年12月に今年の予測値を1060万人としていた。

 しかし1~8月は実数が当初予測を約130万人上回り、9月中に神宮参拝者数が900万人を突破したことから、予測値を修正した。

 修正では1~8月は参拝者実数の835万3610人を当てはめた。9~12月は当初予測をベースに6~8月の実数との差の率の分を加算して計算。当初より140万人増の496万1000人に上方修正した。

 (中平雄大)

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