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【愛知】障壁画の実物展示 名古屋城で12日から観光イベント

ジャンル・エリア : 愛知 | 歴史  2013年10月01日

本丸御殿で公開されている国重要文化財「桜花雉子図」の復元模写

本丸御殿で公開されている国重要文化財「桜花雉子図」の復元模写

 「名古屋城秋の陣」と銘打った秋の観光イベントが、名古屋城で12日から11月24日まで開かれる。目玉は、国重要文化財で普段は非公開の本丸御殿障壁画の実物やデジタル撮影した原寸大の複写の展示。会場には畳が敷かれ「座るなり、寝そべるなりして、殿様気分を味わってもらえれば」(佐藤正幸・名古屋城総合事務所長)という試みだ。

 障壁画の複写展は10月13日から11月3日まで、西の丸展示館で開催される。「竹林豹虎(ひょうこ)図」は本物を、「桜花雉子(きじ)図」は復元模写をそれぞれ複写。作品の前に敷かれる畳は本丸御殿と同じ物を使う予定で、大きさは2畳ほどという。

 天守閣では、本物の桜花雉子図などを紹介する特別展を、秋の陣イベント全期間を通じ開催。公開中の本丸御殿のふすまには、竹林豹虎図と桜花雉子図の復元模写がはめ込まれており来場者は各会場の違った雰囲気の中で障壁画を鑑賞できる。

 期間中の金土日曜と祝日には、二之丸広場などで秋の収穫祭も催され、東海地方の秋の味覚が楽しめる。日曜と祝日には、小学生以下の子どもに限り、1回500円で駕籠(かご)に乗れる。地元の大学生らでつくるNAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」の学生たちが駕籠をかつぎ、料金は本丸御殿積立基金に寄付される。

 秋の収穫祭は、名古屋城周辺に城下町の雰囲気を再現する「世界の金シャチ横丁(仮称)」構想の実現に向けた社会実験も兼ねる。各イベントの問い合わせは、名古屋城総合事務所=電(231)1700=へ。

◆10日まで「前哨戦」

写真

「名古屋城秋の陣」の前哨戦として、10日まで天守閣で、本物の10分の1の大きさの金シャチ模型にじかに触れられるイベントが開かれている=写真。

 展示されているのは、1959(昭和34)年の天守閣再建を記念して制作された雌雄一対。高さ26センチで、青銅製の本体に厚さ0.05ミリの18金が貼られている。

 名古屋城総合事務所によると、金シャチ模型が一般公開されるのも、直接触れられるイベントも初めて。観光客らは金シャチをなでたり、記念写真を撮ったりして楽しんでいる。

 (朝田憲祐)

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