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【和歌山】和みの女子旅 和歌山県白浜町

ジャンル・エリア : スポーツ | 動物 | 近畿  2013年10月17日

白良浜で海をバックにヨガ体験

白良浜で海をバックにヨガ体験

波音と動物に癒やされ

 かつて新婚旅行先として多くの観光客を集めた和歌山県白浜町。今は静かな温泉街である。しかし新しい空気も漂う。閉館したホテルには首都圏のIT企業が引っ越し、休憩時間には社員が温泉につかる姿も。そんな中、女性向けの観光推進の試みが始まったと聞き、出掛けてみた。

 白浜町の一日は早朝ヨガから始まる。温泉街の中心地、鉛山湾に面して弧を描いたように広がる白い砂浜、白良浜(しららはま)は北原白秋に「まこと白きかも」と言わせたほど美しい。この砂浜の上にマットを敷いてあぐらを組む。「では、目を閉じて呼吸に集中しましょう」。インストラクター吉田早紀さん(29)の声が掛かる。「他人と比べない。自分の体と向き合うことが大切です」

 波の音を聞きながら、外でする開放感がいい。約1時間のヨガタイムが終わり、大阪から来た女性たちは「体も心もスッキリしたわ。一日が楽しく過ごせそう」「朝食、食べ過ぎちゃうかも」とはしゃいでいた。

パンダラブで遊ぶ優浜=いずれも和歌山県白浜町で

パンダラブで遊ぶ優浜=いずれも和歌山県白浜町で

 午後は、パンダが人気の「アドベンチャーワールド」へ。ジャイアントパンダを間近に見ることができる希少動物繁殖センター「パンダラブ」は家族連れで大にぎわい。しかし、あまりに近過ぎて逆に「怖い!」と泣きだしてしまった3歳の女児もいた。パンダラブでは昨年夏に生まれた優浜(ゆうひん)が母親と離れて独り立ち。36キロの体重を揺らしながら、屋内運動場を歩き回り、木や岩に登ったり水遊びしたり元気いっぱいだ。飼育員とじゃれあう姿がかわいらしい。

 パンダ人気で観光客を集めてはいるが、オキゴンドウやバンドウイルカが大きなジャンプを見せる「マリンワールド」、自転車に乗って気ままに動物と触れ合える「サファリワールド」など見どころも多い。

 さて、白浜町では高級魚クエが冬に限らず、いつでも味わえるようになった。町内にある近畿大水産研究所が養殖に成功したおかげだ。で、ホテルでいただく。天然と養殖を食べ比べてみたが、それほど味に変わりはなかった。どれもおいしく…、やっぱり鍋と雑炊が絶品。ひたすら汁をいただいた。

 早朝から過ごした白浜町は、豊かな風土と新鮮な魅力にあふれていた。

 ▼メモ 白浜町へは、大阪からが便利。JR新大阪駅から特急くろしお号で約2時間15分。車は阪和自動車道・南紀田辺ICから約20分。アドベンチャーワールドは白浜駅からバスやタクシーで約10分、南紀田辺ICから約20分。1日入園券は、大人4000円、中高生3200円、4~11歳2400円。ビーチヨガ体験は27日、11月10、17日午前7時から開催。参加費1000円。宿泊施設を通じて前日午後2時までに申し込む。クエ料理は町内の専門店で約7000円でコース料理が味わえる。和歌山県名古屋観光センター(電)052(263)7273

(中日新聞夕刊 2013年10月17日掲載)

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