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【三重】桑名「諸戸徳成邸」を特別公開へ 1200人限定

ジャンル・エリア : 三重 | 文化 | 歴史 | 芸術  2013年10月18日

特別公開される諸戸徳成邸=昨年9月、桑名市東方で

特別公開される諸戸徳成邸=昨年9月、桑名市東方で

 豪商として知られた2代目諸戸清六の本邸だった桑名市東方の「諸戸徳成邸」が、11月30日と12月1日に無料で特別公開される。諸戸家が所有する庭園と邸宅は貴重な近代和風建築物とされながら、老朽化が進んで保存の危機にある。現在は庭に草が生い茂っており、公開を前にボランティアによる清掃活動もする。

 諸戸徳成邸は大正末期から昭和初期にかけ、約7700平方メートルの敷地に木造2階建ての主屋、茶室、庭園、墓所などが整備された。2代目清六は国の重要文化財「六華苑」に住んでいたが、徳成邸を建てて移った。

 市教委によると、所有者は以前から土地と建物を手放したい意向を示しており、使われていない。市教委は2006~08年度に調査をしており、担当者は「市内に残る諸戸家関係の貴重な遺産と再認識された」と話す。

 昨年度に庭師の研修で庭園が手入れされ、1日限定で特別公開したところ、定員を超える応募があった。このため、本年度は2日間に延長して定員を計1200人に増やす。

 11月3日と4日には、除草や清掃活動をする。京都造形芸術大で日本庭園について学ぶ学生が参加。また、市教委が「文化財サポーター」として文化財の保全活動をする市民を募っており、徳成邸の清掃にも参加してほしいという。特別公開の応募締め切りは11月20日、文化財サポーターは10月25日。いずれも往復はがきで、多数の場合は抽選。問い合わせは、市教委文化課=電0594(24)1361=へ。

 (渡辺聖子)

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