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【石川】ふるさと体験村「四季の丘」 石川県穴水町

ジャンル・エリア : グルメ | | 石川  2013年10月24日

廃校を利用した、ふるさと体験村「四季の丘」=石川県穴水町で

廃校を利用した、ふるさと体験村「四季の丘」=石川県穴水町で

自然に抱かれ合宿、研修

 自炊しながらの旅行や合宿、キャンプのほか農業体験もできると聞き、石川県穴水町営の宿泊交流施設、ふるさと体験村「四季の丘」(同町山中)に行ってみた。廃校になった小学校を再利用する形で整備したこともあり、利用料は格安。自然環境も良好で、のんびり過ごせた。

 能登半島の中ほどに位置する穴水町は、ここを拠点にすると半島のどこへ出かけるにも便利。車だと輪島市まで約30分、半島先端の禄剛崎までは約1時間半で行ける。年間を通じて、さまざまな祭りや旬の魚介が楽しめる能登をじっくり楽しむには、1週間程度はかけたいところだが、“財布の中身が心配”という向きには、まさにうってつけの宿になる。

 「四季の丘」は、穴水町の中心街から車で10分ほど走った山あいの小集落のはずれにある。辺りには鳥や虫の鳴き声が響き、まさに癒やしのゾーン。2001年にオープンした。

 映画に出てきそうな木造校舎を改修して、4人の宿泊が可能な洋室6部屋と和室2部屋、数人が同時に入れる浴室を設けた。炊事場には、IH調理器や鍋などの調理器具、食器を用意している。ほかに体育館、談話室、約40人が使える研修室、洗濯・乾燥機などを備える。農業体験や教育目的の合宿には、利用料金の助成制度もある。昨年度の利用者数は約4800人で、宿泊はこのうちの1000人余り。町からの委託を受けて運営するオクルスカイ代表の村山智一さんによると「恵まれた自然環境が好評のようです。近年は、レジャーだけでなく、ビジネスでの利用も増えています」とのこと。

 利用プランはいろいろあるが、1家族3人で1室を利用する場合の基本料金は計9000円。食事は、周辺のスーパーなどで好みの食材を調達し、自炊する。入浴は午後5時から11時までとなっているが、スタッフの対応が可能なら時間外の入浴も可。タオル、歯ブラシは各部屋に用意している。

「幸寿し」の能登丼

「幸寿し」の能登丼

 町内には、和洋中の飲食店がそろっているが、能登へ来たなら、やはり魚介を味わいたい。地元でも人気の「幸寿し」(同町大町)を訪ね、評判の「能登丼」(3800円)を注文した。載っている具材は、季節によって異なるが、この日はブリ、アワビなど二十数種類。穴水名産の「このわた」をくるんだイカの刺し身をほおばると、口の中に磯の香りがぐわーっ。お酒と塩だけで味付けした潮汁は、スープが透き通り、なかなかの美味だった。

 ▼メモ 能登半島の観光には車が便利。ふるさと体験村「四季の丘」へは、北陸道の金沢西、もしくは同東ICから、無料化され「のと里山海道」となった高規格道路経由で約1時間半。「四季の丘」のチェックインは午後3時から同7時まで。電話での受け付けは午前8時半から午後5時まで。無休。(電)0768(58)1320。「幸寿し」の営業時間は午前11時半から午後2時までと午後4時半から同11時半まで。水曜定休。(電)0768(52)2114

(中日新聞夕刊 2013年10月24日掲載)

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