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【愛知】山鬼や榊鬼、勇壮に舞う 東栄花祭り

ジャンル・エリア : まつり | 愛知 | 文化  2013年11月10日

まさかりを手に釜湯の周りを勇壮に舞う「山鬼」=東栄町の小林地区で

まさかりを手に釜湯の周りを勇壮に舞う「山鬼」=東栄町の小林地区で

 奥三河地方に冬の訪れを告げる「花祭り」が9日、東栄町の小林、御園両地区で始まった。来年3月まで、隣接する豊根村や設楽町の計15カ所で開かれる。

 小林地区の会場は諏訪神社境内の土間。まさかりを手にした「山鬼」や「榊(さかき)鬼」が順に登場し、笛や太鼓の音に合わせ、釜湯の周りを勇壮に舞った。祭りは、鎌倉・室町時代に修験者が伝えたとされ、国の重要無形民俗文化財。会場には100人近い見物客が詰め掛け、幽玄の世界に見入った。

 地区の保存会長の小野田博文さん(51)は「花祭りは、練習などを通して地区住民をひとつにする大切な祭り。伝統を守っていきたい」と話した。

◆七福神らが珍妙な問答 設楽で参候祭り

 不動明王や七福神が神職と珍妙な問答を繰り広げる「参候(さんぞろ)祭り」(県無形民俗文化財)が9日夜、設楽町三都橋(みつはし)の津島神社で催された。

 五穀豊穣(ほうじょう)を祈願し、16世紀半ばから続くとされる奇祭。問答の冒頭、神職に「さんそうろう、それがしは・・・」と名乗りを上げることから、この名が付けられたという。

にぎやかに繰り広げられた「参候祭り」=設楽町三都橋で

にぎやかに繰り広げられた「参候祭り」=設楽町三都橋で

 燃え盛る竹の束に照らし出された境内には湯釜が据えられ、不動明王に続いて恵比須、毘沙門天、大黒天、弁財天らが次々に登場。ユーモラスなやりとりで笑いを誘った後、笛や太鼓に合わせて舞を披露。この後、神々は手にしたササで釜の湯を観客に振りかけ、人垣が大きく揺れた。

 (田中久雄)

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