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【福井】小野さん作品「アンチプロトン」 28年ぶり県内展示

ジャンル・エリア : 福井 | 芸術  2013年11月28日

米国誌「ライフ」で紹介された小野忠弘さんの「アンチプロトン」=福井市のギャラリーAXIS6917で

米国誌「ライフ」で紹介された小野忠弘さんの「アンチプロトン」=福井市のギャラリーAXIS6917で

 坂井市三国町に在住し世界的に認められた現代美術作家小野忠弘さん(1913~2001年)の生誕100年展が、福井市本堂町のギャラリーAXIS6917で開かれている。1959(昭和34)年の米国誌「ライフ」で紹介された作品「アンチプロトン」が、県内では28年ぶりに展示されている。第1期展示は12月22日まで。入場無料。

 第1期は、小野さんと同時代の日本画家三上誠さんの作品を含めて計11点を展示。「アンチプロトン」は原子を構成する陽子の反物質を意味し、同じテーマで大小20数点が制作されたが、この作品を含め現在3点だけが確認されている。

 直径180センチのこの作品がライフ誌に掲載され、小野さんは「ジャンク・アートの“世界の7人”」と紹介された。画廊主の寺下清兵衛さんが小野さんの教え子で、坂井市在住の現代美術作家、和順光さん(62)のコレクションの中にあるのを見つけて借り受けた。

 小野さんは青森県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒業後、旧制三国中学(現三国高校)で美術教師をしながら制作活動し、サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展などで評価された。

 来年1月15日~2月9日は第2期、2月19日~3月23日は第3期と分け、展示品を入れ替える。

 (西畠良平)

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