ジャンル・エリア : 動物 | 甲信越 2014年01月08日

コハクチョウの飛来数が増え始め、冬らしさを感じさせる諏訪湖=岡谷市で
ハクチョウの越冬地で知られる諏訪湖で、飛来数が少しずつ増え始めた。コハクチョウが餌を食べたり、羽づくろいをしたりする姿が、湖畔を散歩などする人たちを和ませている。
観察を続ける諏訪湖白鳥の会によると、飛来数は5日は6羽だったが、6日に17羽、7日は26羽と今週に入って増え始めた。うち1羽はオオハクチョウ。しかし、昨シーズンに比べて100羽ほど少ないという。
同会事務局の阿部正則さん(68)は「新潟方面の平地では多いと聞くが。温暖化の影響だろうか、理由はよく分からない」と話す。会長の白田正夫さん(66)も「こんなに少ないシーズンは初めて。どうしちゃったんだろうか」と、例年のような飛来を心待ちにしている。
同会は毎朝、餌をやり、飛来数を確認している。コハクチョウは3月下旬ごろまで過ごす。
(林康雄)