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【岐阜】飛騨地方を彩る雪と炎

ジャンル・エリア : 岐阜 | 文化 | 芸術  2014年01月09日

巨大な氷柱を眺める人たち=高山市清見町の彦谷の里で

巨大な氷柱を眺める人たち=高山市清見町の彦谷の里で

◆幅20メートルの氷柱 清見

 高山市清見町の滞在型農園施設「彦谷の里」の管理棟前に、いくつものつららが連なったように見える「巨大氷柱」が完成した。

 高さ8メートル、幅20メートルほどで、12月上旬から、管理人の小瀬幸男さん(72)が1人で作業を進めた。鉄製の骨組みに、近くの山から引いたわき水を噴霧器でまんべんなく噴射。最低で氷点下20度まで下がる寒さを利用し、自然凍結させた。先月下旬からの冷え込みで、空気や不純物が混じらず、純度が高いものができたという。

 近所の主婦近藤多嘉子さん(67)は「毎年見に来ているが、今年が一番きれい。自然との調和も取れている」と酔いしれていた。小瀬さんは「高山市民の人にもたくさん来てもらえれば」と話す。

 2月末まで、週末の午後5時~8時半に水銀灯で青色にライトアップする。

(酒井翔平)

三寺まいりでともす巨大ろうそくを披露する三嶋順二さん=飛騨市古川町で

三寺まいりでともす巨大ろうそくを披露する三嶋順二さん=飛騨市古川町で

◆古川三寺まいりのろうそく完成

 飛騨市古川町で15日にある伝統行事、三寺まいりで本堂を彩る巨大ろうそくを、古川町の三嶋和ろうそく店7代目の三嶋順二さん(67)が完成させた。

 三寺まいりは親鸞聖人の威徳をしのび、町内の円光寺、真宗寺、本光寺の3つの寺をお参りする行事。300年以上の伝統がある。

 巨大ろうそくは4本で、高さ70センチ、直径23センチ、重さ13キロほど。和紙、イグサ、真綿で作った芯にろうを染み込ませて準備が完了する。芯は練ったろうに繰り返し漬け、年輪のように広げる。早朝から19時間以上かけて仕上げる。

 今冬は8代目を目指して修業中の次男大介さん(24)が初めて補助を務めた。ろうを溶かして練り、固まった作品の表面を削り整える作業をこなした。「だいぶ違う。1人より2時間ほど速まって助かった」という。昨年に卓越した技能者(現代の名工)に選ばれたが「変わらず、いつも通りの気持ちで向かい合った」と話した。

(島将之)

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