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【静岡】ぬくもりの木造駅舎 JR掛川駅北口

ジャンル・エリア : 鉄道 | 静岡  2014年01月27日

耐震工事が完了したJR掛川駅北口の木造駅舎=掛川市で

耐震工事が完了したJR掛川駅北口の木造駅舎=掛川市で

◆耐震工事完了 関係者ら完成祝う

 耐震工事が完了したJR掛川駅北口の木造駅舎は26日、供用が始まった。始発列車の発車前に開始式があり、外観などが復元された駅舎の完成を、関係者ら約50人が祝った。

 式では、松井三郎市長が「新幹線駅で駅舎を復元したのは東京と掛川の2駅で、木造は掛川だけ。木の文化のまちづくりのシンボルとして、将来につなげていきたい」とあいさつ。市民有志でつくる「掛川木造駅舎を保存・活用する会」の鷲山恭彦会長(前東京学芸大学長)は「皆さんの力で生まれ変わった。ウルトラモダンな南口に対し、オールドファッションな北口で、掛川駅のシンボル性は高まっていくだろう」と語った。

 耐震工事には、元の駅舎の材料をできるだけ使った。JR東海は駅舎を鉄骨構造に建て替える計画だったが、市民らが保存を要望。保存には工事費の増額が必要となったが、同会の募金活動による寄付などを充てた。

始発列車の出発前、新しくなった木造駅舎の玄関を開けた(左から)松井市長、鷲山会長、玉尾駅長=掛川市で

始発列車の出発前、新しくなった木造駅舎の玄関を開けた(左から)松井市長、鷲山会長、玉尾駅長=掛川市で

 玉尾良介駅長は「引き続き、利用者に親しまれる駅にしていきたい」と話していた。

 市は今後、トイレなど駅舎周辺の建物も木造の外観にそろえる工事を予定。4月26日に記念式典を開く。

 保存・活用する会は、市ゆかりの著名人ら10人の駅舎に寄せる思いをまとめた小冊子1万部を作製。1月27日午前7~8時に駅前で配布する。

(佐野太郎)

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