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【三重】千本杵餅つき「エットー」 伊賀市島ケ原・観菩提寺

ジャンル・エリア : まつり | 三重  2014年02月10日

千本杵を使って餅をつく参加者=伊賀市島ケ原で

千本杵を使って餅をつく参加者=伊賀市島ケ原で

 伊賀市島ケ原の観菩提寺(かんぼだいじ)正月堂で、春の告げる祭り「修正会」(11、12日)を前に9日、住民10人が千本杵(せんぼんぎね)で、本堂に供える餅をついた。

 餅つきは、修正会に参加する「頭屋」と呼ばれる6つの団体が、それぞれ実施。本堂に供える直径30センチほどの大鏡餅と、桜の木に餅を取り付けた「成花」を作る。

 頭屋の1つ「元頭村(えとうむら)」では、伝統的に長さ1.5メートルの千本杵を使った餅つきが、代表を務める農業田増芳秋さん(65)方であった。

 参加者たちは、杵でこねるように、6回に分けて計42キロのもち米をついた。「エットー」との掛け声を上げながら、餅を杵の先端に乗せて空に突き上げた。湯気が立つ臼を囲み、談笑しながら取り組んだ。

 田増さんは「代表を務めるのは名誉なこと。これからも伝統を守っていきたい」と決意を話した。

 修正会では、11日午後1時すぎ、作った大鏡餅などの供え物を持って、本堂に向かう「練り込み」が始まる。12日午後1時からは、無病息災や国家安泰などを祈る「おこない」がある。11日は、近くの「島ケ原温泉やぶっちゃの湯」から、午前9時40分から1時間に1本間隔で無料送迎バスが運行する。

 (谷大平)

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