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【長野】江戸から昭和、女児見守る 須坂でひな人形展示

ジャンル・エリア : 文化 | 甲信越  2014年02月26日

来館者を最初に迎えてくれる明治時代の7段飾り=須坂市穀町の田中本家博物館で

来館者を最初に迎えてくれる明治時代の7段飾り=須坂市穀町の田中本家博物館で

 3月3日のひな祭りを前に、江戸時代中期-昭和までの貴重なひな人形を展示した「豪商田中本家のひな祭り」が須坂市穀町の田中本家博物館で開かれ、にぎわいを見せている。4月21日まで。

 田中家は江戸時代中期から穀物取引や酒造業などで成功した県内屈指の豪商。代々伝わるひな人形250点を毎年、この時期に披露している。

 江戸時代中期の「享保びな」と呼ばれる人形は、能面を思わせる表情が特徴的。面長の顔に切れ長の目で、頭部が普通より大きい。

 明治のひな人形には、現代では登場しない一風変わった人形も。歌舞伎の「勧進帳」を題材にした義経や弁慶の人形が、五人ばやしや三人官女とともに飾られている。

 同館の田中和仁学芸員は「時代を追って見てみると、ひな人形の飾り方は今のように形式的ではなく、自由だったことが分かり興味深い。これだけ豊富な種類の人形を見られる機会は少ない」と話している。

 入館料は大人700円、高校生350円、中学生以下無料。問い合わせは同館=電026(248)8008=へ。

 (武藤周吉)

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