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【岐阜】信長居館跡に巨大な庭園 1日に現地説明会

ジャンル・エリア : 岐阜 | 文化 | 歴史  2014年02月27日

新たに見つかった庭園の跡。岩壁から滝が流れ落ちていたとみられる=岐阜市千畳敷で

新たに見つかった庭園の跡。岩壁から滝が流れ落ちていたとみられる=岐阜市千畳敷で

 岐阜市で発掘調査が続く織田信長の居館跡で、新たな庭園が見つかった。これまで確認された3つの庭に比べて3倍以上広い1100平方メートル。金華山の岩盤を生かして高さ25メートルの滝が設けられ「天下布武」を唱えた信長の意気が伝わる雄大な造りだ。市教委が26日発表した。

 市教委によると、信長が岐阜を拠点にした1567~76年に造られたとみられる。信長が京都の足利義昭の居城を造営し、御所を修理した時期と重なるため、市教委は当時の最高水準の技術が施された庭とみている。

 昨年度に存在が明らかになった御殿とこの庭を結ぶ橋の存在も判明した。この居館を1569年に訪れたポルトガル人宣教師ルイス・フロイスは、館内の庭園群を「その完全さは国内でまれである」と書簡に記した。

 滋賀県立大の中井均教授(日本城郭史)は、庭の一部に石垣が用いられていることに着目。信長が陣地ではなく住居としてこの居館を重んじた表れとして「城内に住居や庭を置いた大坂城や江戸城の先駆けだ」と話す。

 市教委は3月1日に現地説明会を開く。午前10時、11時、午後1時、2時の4回、岐阜公園内の金華山ロープウエー乗り場南側で調査担当者が新たに見つかった庭の解説をする。

 (末松茂永)

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