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【愛知】INAXライブミュージアム 愛知県常滑市

ジャンル・エリア : オブジェ | 愛知 | 文化 | 歴史 | 芸術  2014年02月27日

土と焼き物の魅力体感

光るどろだんご作りは、なかなかの人気

光るどろだんご作りは、なかなかの人気

 レンガ造りの煙突、陶製のかめを埋め込んだ土留(どどめ)の坂・・・。古くから陶器産業の盛んな愛知県常滑市には、味わいのある風景が今も残されている。土と焼き物の魅力を体感できると評判の「INAXライブミュージアム」へ出かけた。

 1万5000平方メートルの敷地に、6つの施設が点在する。総合受付がある「世界のタイル博物館」では、紀元前から近代までの世界各地の装飾タイル約1000点が展示され、時代や地域ごとの美しさへの工夫が理解できる。大正時代に造られた大きな窯を利用した「窯のある広場・資料館」は、高さ約21メートルの大煙突が目印。常滑の土管やかめ作りに関する貴重な道具や資料、染め付けの古便器コレクションなど珍品もそろえている。

 体験教室も充実している。光るどろだんご作り(1個800円)は、丸めた焼き物用の粘土を真球になるまで削り、色を付けてガラス瓶で磨くと光る球体に。「楽しい」「また作りたい」と、その魅力にはまってしまう女性もいた。1センチ四方のカラフルなタイルを並べてデザインするモザイクアート体験(20センチ四方、2000円)も人気。いずれも要予約だが、予約不要の小物モザイクアート体験(1セット800円)もある。

壁面に土管を埋め込んだ、やきもの散歩道の土管坂=いずれも愛知県常滑市で

壁面に土管を埋め込んだ、やきもの散歩道の土管坂=いずれも愛知県常滑市で

 体験した後は「やきもの散歩道」へ。市の中心部にある陶磁器会館を発着点にした1.6キロのAコースを歩いてみた。アップダウンが続く小高い丘の小道は、2人並んで歩くのにぴったり。所々、滑り止めのケサワという焼き台が埋め込まれ、独特の景観を生み出している。江戸時代の廻船(かいせん)問屋や明治時代の登り窯、陶芸工房などをのぞきながら歩いていると、退屈することもなく、新しい発見の連続だった。

 ▼メモ INAXライブミュージアムへは、名鉄常滑駅から知多バスで「INAXライブミュージアム前」で下車。車は知多横断道路・常滑ICから約7分、または南知多道路・半田ICから約15分。開館は午前10時から午後5時まで。第3水曜定休。世界のタイル博物館と窯のある広場・資料館、土・どろんこ館(企画展)の共通入館料は大人600円、高校大学生400円、小中学生200円。(電)0569(34)8282。全般の問い合わせは常滑市観光協会(電)同(34)8888

(中日新聞夕刊 2014年2月27日掲載)

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