【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【愛知】黄金茶わんで抹茶提供 西尾・旧近衛邸

【愛知】黄金茶わんで抹茶提供 西尾・旧近衛邸

ジャンル・エリア : 工芸品 | 愛知 | 文化  2014年03月05日

旧近衛邸で人気を集めている黄金茶わん=西尾市錦城町の旧近衛邸で

旧近衛邸で人気を集めている黄金茶わん=西尾市錦城町の旧近衛邸で

 抹茶サービスが楽しめる西尾市錦城町の市歴史公園内にある旧近衛邸で、豪華な「黄金茶わん」が人気を集めている。匿名の寄付で3個が寄せられ、実際に来園者に提供するとたちまち話題に。公園内は西尾城の跡地で殿様気分が味わえるとあって、旧近衛邸では新たな名物にしようとPRに力を入れている。

 寄付があったのは1月上旬。茶わんは京都市在住で清水焼伝統工芸士の加藤如水さん(66)が制作した。陶磁器の茶わんに2種類の金を3回重ね塗りして焼き上げた。

 茶わんは普段、入り口と床の間に1個ずつ展示しているが、来園者の希望で控えのもう1つと合わせて提供を始めると、すぐに評判に。2月に入って市内の茶道具店から茶わんを載せる天目台も3台寄贈され、すっかり新名物となった。

 旧近衛邸では庭園の景色以外に、公園内に再建された西尾城の本丸丑寅櫓(うしとらやぐら)も仰ぎ見られる。歴史公園チーフマネジャーの近藤晃右さん(72)は「茶わんを差し出すと、若者からお年寄りまでみんな喜んでくれる。抹茶だけでなく、『殿様気分』もぜひ味わってほしい」と強調する。城下町の風情と一緒に、しばらく黄金茶わんの人気は続きそうだ。

 旧近衛邸の営業は午前9時~午後5時(4月からは午後6時)。邸内の見学だけなら無料。月曜休館。抹茶サービスは和菓子付きで一服400円。(問)旧近衛邸=電0563(54)6758

 (藤原哲也)

旅コラム
国内
海外