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【三重】ミュージアム探訪 岐阜県各務原市・羽島市

ジャンル・エリア : 岐阜 | 文化 | 芸術  2014年03月20日

再現された明治中期の薬屋=岐阜県各務原市で

再現された明治中期の薬屋=岐阜県各務原市で

格安に好奇心満たす

 春休みになると、子どもから「どこかへ連れていって」とせがまれる人も多いのではないだろうか。かといって懐具合が心配-という向きでも、気軽に出かけられる場所がある。それは入場無料や利用料が格安の観光施設。家族連れにも人気があるという岐阜県各務原市の「内藤記念くすり博物館」などを訪ねた。

 大手医薬品メーカー「エーザイ」(東京都)が1971年に設立した博物館は、“人と薬のあゆみ”をテーマに関係資料を展示している。1階の常設展では、明治中期の薬屋を再現しており、金色に輝く大きな置き看板が目に留まる。「富山の薬売り」コーナーでは、景品の紙風船も展示しており、お年寄りたちが懐かしそうに見入っていた。

 「入場無料でも、つまらないのでは・・・」という心配は無用。自分の食事のカロリー計算や脳年齢の測定、ストレスチェックなど、家族や仲間で楽しめる体験コーナーも充実している。教科書に出てくる本物の「解体新書」など、貴重な資料も展示。屋外の薬用植物園では450種類の薬草を育てており、薬に関するいろんな知識が学べる。さらに来館者には、試供品の「のどあめ」がもらえる。

威風堂々とした映写機が並ぶ=羽島市映画資料館で

威風堂々とした映写機が並ぶ=羽島市映画資料館で

 ここから車で30分ほど行くと、入館料300円の同県羽島市映画資料館がある。毎月第2土曜に開催している「映画のつどい」は、入館料だけで懐かしの名画が鑑賞できる。4月は勝新太郎主演の「新・座頭市物語」、5月は長谷川一夫主演の「銭形平次捕物控 八人の花嫁」を予定している。

 館長の近藤良一さんによると「萬屋錦之介、大川橋蔵さんの作品を上映する時は、全国からファンが来ます」とのこと。資料展示室には懐かしのポスターや、廃館となった映画館から寄贈された映写機が並び圧巻の様相。こちらの施設は昭和好きの大人向きか。

▼メモ 内藤記念くすり博物館へは、JR尾張一宮駅からタクシーで20分。車は、東海北陸道・一宮木曽川ICから15分。開館は午前9時から午後4時半まで。月曜定休。(電)0586(89)2101。羽島市映画資料館(羽島市歴史民俗資料館に併設)へは、名鉄・羽島市役所前駅から徒歩約5分。車は名神高速・岐阜羽島ICから約5分。「映画のつどい」は午前10時からと午後2時からの2回。開館は午前9時から午後5時まで。4月からは月曜(祝日の場合は翌日)休館。入館料は大人300円、中学生以下無料。(電)058(391)2234

(中日新聞夕刊 2014年3月20日掲載)

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