【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【愛知】瀬戸のDRPCから映像発信 機材格安で人気

【愛知】瀬戸のDRPCから映像発信 機材格安で人気

ジャンル・エリア : まちおこし | サブカルチャー | 愛知  2014年03月25日

インターネットでも生中継されたローカルアイドルのライブ=瀬戸市のデジタルリサーチパークセンターで

インターネットでも生中継されたローカルアイドルのライブ=瀬戸市のデジタルリサーチパークセンターで

 瀬戸市幡中町の電波塔、瀬戸デジタルタワー隣にある市施設「デジタルリサーチパークセンター(DRPC)」が、ビデオ撮影やインターネット中継のスタジオとして注目を集めている。地元でも認知度や利用頻度が高くなかったが、本格的な撮影機材を格安で使えるようにしてPRしたところ、人気が高まった。

 センターはIT企業や研究機関を誘致する市の「デジタルリサーチパーク構想」の拠点施設として、2003年5月に開設した。ところが05年、周辺に有害物質を含む最大規模の土壌埋め戻し材フェロシルトが大量に埋まっていることが判明。現在も撤去作業が続いており、企業進出は1社もない。

 センターには、パソコンや撮影スタジオがあり、高齢者へのパソコン教室、部屋の貸し出しを実施しているが、利用者数が伸び悩んでいた。市は12年度、民間の力で有効活用を図ろうと指定管理者制度を導入。県内を中心にしたIT関連企業でつくる中部アイティ協同組合(名古屋市)に運営を任せた。

 センターはもともと、撮影の背景のブルーバックがあり、音響面などスタジオとして先端設備が整っていたが、同組合は、業務用カメラ4台など本格的な撮影機材も導入。名古屋市内のスタジオが3時間程度で10万円以上の賃貸料を、午前中なら1110円という破格の価格で貸し出した。そうすると、本格的な映像を撮りたいというさまざまな団体やプロアマのミュージシャンらが利用するように。

スタジオで合成映像を撮るはち丸(右)とネットアイドルの「足太ぺんた」さん=瀬戸市のデジタルリサーチパークセンターで

スタジオで合成映像を撮るはち丸(右)とネットアイドルの「足太ぺんた」さん=瀬戸市のデジタルリサーチパークセンターで

 岡崎市のオカザえもんや名古屋市のはち丸など人気のゆるキャラもプロフィルビデオを撮影したほか、ローカルアイドルなどが続々と訪れ、昨年は20回以上も使われた。名古屋・大須を拠点とする「OS☆U」などローカルアイドルを呼び、動画投稿サイトで生中継するイベントも年4回開き、今月2日のイベントでは、全国の1800人が視聴した。

 センター統括管理者を務める同組合の山田伸夫さん(49)は「初めは『DRPCってどこだよ』と言っている人も、来てくれた人は内容に満足している。きれいな映像を撮りたいという需要は多く、継続して施設をPRしたい」と話している。

 (水越直哉)

旅コラム
国内
海外