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【静岡】駿府城公園に「坤櫓」復元 大使招き完成式典

ジャンル・エリア : 文化 | 静岡  2014年04月03日

テープカットで完成を祝う出席者=静岡市葵区の駿府城公園で

テープカットで完成を祝う出席者=静岡市葵区の駿府城公園で

 静岡市葵区の駿府城公園に復元された坤櫓(ひつじさるやぐら)の完成記念式典が2日、同公園であった。関係者や市民、オランダのラーディンク・ファンフォレンホーベン駐日大使が出席し、完成を祝った。3日午前9時から一般公開する。

 市は徳川家康の没後400年を前に、1854年の安政東海地震で倒壊してなくなった坤櫓を10億7000万円かけて再建。1600年代の姿を復元し、高さ12メートル、木造3層の姿がよみがえった。

 家康は1609年、駿府城でオランダからの使者に交易を許可する朱印状を発行し、国交を結んだ。櫓の再建に合わせ、友好関係も再現しようと大使を招待した。

 式典で大使は、オランダで保存されている朱印状のレプリカを田辺信宏静岡市長に贈呈。市長から大使に工芸品の井川メンパにオランダ国旗を入れた特製品などが渡された。

 テープカットに続いて出席者150人が櫓の中を見学。田辺市長は「市民が誇れる場所になってほしい」、ファンフォレンホーベン大使は「すばらしい櫓が再建された。オランダにもゆかりがある文化遺産としてPRしたい」と話した。

 櫓の入場料は大人100円、小中学生50円。朱印状のレプリカも中で展示する。静岡市役所新館ロビーでは11日まで、オランダを紹介するパネル展を開催している。

(今井智文)

国旗などを描いたチューリップ花壇=静岡市葵区の駿府城公園で

国旗などを描いたチューリップ花壇=静岡市葵区の駿府城公園で

オランダ大使館寄贈 友好のチューリップ花壇も披露

 坤櫓復元を記念してオランダ大使館から贈られたチューリップ花壇が2日、同公園でお披露目された。

 昨年10月に、チューリップ球根4550個とムスカリ球根9700個が贈られ、11月に静岡農業高校(葵区)の生徒が植えた。赤や白、青の花が咲き、日本とオランダの国旗や両国友好を記念した親善キャラクター「ニオくん」の姿が浮かび上がった。

 桜が咲く中、花見に訪れた市民が次々と花壇を訪れて眺めた。同区の60代の主婦は「もう数日すればさらにきれいに咲きそう。いい香りがしてすてきです」と話した。

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