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【石川】粟津演舞場が完成 昭和初期の芝居小屋再現

ジャンル・エリア : 文化 | 石川  2014年04月10日

(上)昭和初期の外観を再現した粟津演舞場 (下)2階席から見た演舞場の舞台=いずれも小松市井口町で

(上)昭和初期の外観を再現した粟津演舞場 (下)2階席から見た演舞場の舞台=いずれも小松市井口町で

 地元有志が再興に向けて工事を進めていた小松市の粟津温泉に残る昭和初期の芝居小屋「粟津演舞場」(井口町)が完成し9日、報道陣に公開された。11日にこけら落としがある。

 木造2階建て、延べ560平方メートル。客席と近い舞台や花道、2階の桟敷席などが再現され、250人収容。総事業費は6000万円で、国と市が計4000万円を助成し、残りは借り入れや地元住民の寄付などで補った。

 演舞場は1933(昭和8)年に誕生。にぎわいを見せたが、わずか10年で軍需工場に転用され、戦後は旅館や寮などに使われていた。

 地元有志が2009年に演舞場を復元。67年ぶりに公演が行われたが、消防法の観点から存続はできず、12年に粟津温泉の旅館関係者ら有志8人が一般社団法人粟津演舞場を設立し、完全復活を期した。

 吉田武弘館長(49)は「地元の皆さんに愛される存在で、地方文化の発信拠点にしたい」と意気込む。

 11日は満席。12日は御供田幸子さん(金沢市)の舞台、13日は落語家の柳家花ん謝さんの独演会がある。問い合わせは、粟津演舞場=電0761(65)3939=へ。 (浜崎陽介)

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