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【静岡】静岡空港に大凧 浜松まつりPR

ジャンル・エリア : まちおこし | まつり | 静岡  2014年04月13日

浜松まつりをPRするために展望ロビーに展示された大凧=12日、静岡空港で(袴田貴資撮影)

浜松まつりをPRするために展望ロビーに展示された大凧=12日、静岡空港で(袴田貴資撮影)

 浜松市の浜松まつり(5月3~5日)を国内外の利用者にPRする凧(たこ)の展示が12日、静岡空港(島田・牧之原市)で始まった。参加者も見物客も地元住民というまつりのイメージを脱し、市外からの観光客を増やす狙いがある。

 展望ロビーに頭陀寺(ずだじ)町(南区)の五帖(じょう)凧(2.65メートル四方)が飾られた。耳を澄ますと、録音で流しているラッパの音が聞こえてくる。「こんなに大きな凧は初めて見た。図柄も印象的。一度行ってみたい」。観光を終え韓国・ソウルに帰国する公務員キム・チョンミンさん(34)は、興味を示した。

 展示は2010年から続けている。16日には中部国際空港(愛知県常滑市)でも、凧の展示が始まる。浜松商工会議所の森猛専務理事(63)は「海外からの客も呼び込める浜松最大のイベント。どんどんアピールしたい」と意気込む。

 町を挙げて子どもの誕生を祝う浜松まつりは、「内輪のお祝いごと」との側面もあり、県外での知名度はまだまだ。浜松まつり組織委員会事務局の浜松観光コンベンションビューローの推計によると、昨年の人出は最も多かった2日目の凧揚げ会場で29万人。京都の祇園祭の1日27万人(京都府警発表)を超えるようにも見えるが、浜松まつりは半数近くが参加者とみられる。

 組織委が昨年初めて規律違反の町名を公表したのは「けんか」「酔っぱらいのばか騒ぎ」といった負のイメージを拭い去り、クリーンなまつりをアピールするためでもある。今年は県内の民放テレビで、凧揚げ風景などのCM放送も始めた。

 開催期間中に08年ごろから外国人向けに配布している英語版の紹介チラシは200部がほぼなくなるなど、まつりの魅力は浸透しつつある。ビューローの村田克弘専務理事(61)は「随分上がってきたが、知名度はまだ中京圏にとどまっている。今後は関東、関西圏にもアピールしたい」と話す。

(立石智保)

     ◇

 浜松っ子が熱く燃える浜松まつりの開幕まで3週間に迫った。今年は凧揚げ合戦に過去最多の174町が繰り出し、夜の中心街を彩る御殿屋台の引き回しには84町が参加する。最終日の5日夕方には、初めての「こども合同練り」が計画されている。

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