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【岐阜】釜ケ谷山 岐阜県山県市

ジャンル・エリア : グルメ | | 岐阜  2014年05月08日

釜ケ谷山中腹の行者岩からの眺め

釜ケ谷山中腹の行者岩からの眺め

花や野鳥楽しみながら

 新緑が、きれいな季節になった。手軽に登山が楽しめる山があると聞き、岐阜県山県市へ出かけた。

 この辺りは、初心者でも登りやすい標高の低い山が多い。山県市は昨年度から、「市名山めぐり事業」を展開し、誘客に力を入れている。舟伏山(1040.3メートル)、釜ケ谷山(696メートル)、相戸岳(671.7メートル)を「三名山」とし、それぞれの山頂看板と一緒に撮った写真をそろえて送れば、認定証などがもらえるキャンペーンを12月26日まで実施している。

 今回は、伊自良湖畔にそびえる釜ケ谷山へ。登りは、かつて山腹にあった甘南美寺の奥の院を通る「奥の院コース」、復路は伊自良川の源流とともに山を下る「龍神(りゅうじん)コース」を歩いた。全行程は約5.5キロ。小高い山といえども装備はしっかりと。登山靴に長袖、長ズボン、リュックにはペットボトル飲料とお菓子類を詰め込んで出発した。

 奥の院コースは、路傍の石仏やツツジの花に励まされながらの登山。野鳥のさえずりも心地良い。息が上がる急勾配もあったが、標高約560メートル地点の行者岩までたどり着くと、周辺の山や伊自良湖が見渡せ、疲れが吹き飛んだ。

 山頂周辺では、おしゃれな山ガールや、山頂で食事を作って食べる「美食登山部」の一行に遭遇。山登りには、いろんな楽しみ方があることが分かった。清流に癒やされながらの復路は、3時間近くかかった登りとは対照的に、1時間半で済んだ。

 下山後は、車で30分ほどの北山農家レストラン「舟伏の里へ おんせぇよぉ~」へ。「おんせぇよぉ~」は、いらっしゃいという意味の方言。閉校した小学校の校舎を活用した「北山交流センター」1階に、昨年10月オープンした。地元の野菜や山菜を使った手料理が人気だ。

田舎料理が満載の「舟伏の里特製ランチ」=いずれも岐阜県山県市で

田舎料理が満載の「舟伏の里特製ランチ」=いずれも岐阜県山県市で

 本日の主菜に田舎料理5品と天ぷら、ご飯にデザート、ドリンクが付く「舟伏の里特製ランチ」(土、日、祝日のみ、1200円)を注文。調理するのは、地元の60~80歳代の女性たちで、最年長の三島ちなみさんは87歳だ。一品一品が素朴で、体に染み入るおいしさ。おばあちゃんたちの飾らない笑顔やおしゃべりにも癒やされ、おなかも心も満タンになった。

 ▼メモ 釜ケ谷山へは、車が便利。東海環状道・関広見ICから約40分で、登山口(伊自良キャンプ場駐車場奥)に到着する。駐車無料。北山農家レストラン「舟伏の里へ おんせぇよぉ~」の通常営業は土、日、祝日(月、火曜は休み)の午前11時から午後3時まで。水、木、金曜の午前10時から午後3時までは、平日限定のモーニングと別メニューでの営業。全般の問い合わせは山県市産業課(電)0581(22)6830

(中日新聞夕刊 2014年5月8日掲載)

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