【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【岐阜】西国三十三観音塔のスタンプラリー始まる 関市上之保

【岐阜】西国三十三観音塔のスタンプラリー始まる 関市上之保

ジャンル・エリア : 岐阜 | 文化  2014年05月15日

「西国三十三観音塔」を巡るスタンプラリー帳。全9基を回ると景品がもらえる=関市上之保で

「西国三十三観音塔」を巡るスタンプラリー帳。全9基を回ると景品がもらえる=関市上之保で

 関市上之保地域に9基残る石仏「西国三十三観音塔」を巡るスタンプラリーが、まちづくり組織「上之保ふれあいのまちづくり推進委員会」(ふれまち)の提案で始まった。これらの石仏は、一つの石に観世音菩薩像33体が彫られた全国に数少ない文化財。ふれまちは観光客に回ってもらい、地域の宝を発信したい考えだ。

 観音塔は「西国三十三所」の札所巡りに由来する。京都・清水寺や奈良・長谷寺などを訪れると長旅になるため、一つの塔を拝めば33カ所を巡ったときと同じ御利益が得られるとして、江戸時代に建立したとされる。

 上之保の観音塔は、道沿いや山の麓にひっそりとたたずむ。いずれも高さ2メートルと大きく、石の笠を据えている塔が多い。元上之保村教育長の郷土史家、波多野邦彦さん(85)によると、全国では愛知、長野など4県で65基が点在している。

 全国的にこの石仏が集中している地域は珍しいため、ふれまちは2012年から観光資源として生かそうと活用を推進。散策マップを作成したり、観音塔に案内看板を設置したりしたほか、波多野さんの講演会も開いた。

 スタンプは9基の案内看板近くにあり、石仏に施された刻印や銘文などを参考にデザイン。A3判の台紙の表面は塔の所在地を示した地図で、裏面に押印欄がある。台紙は上之保生涯学習センターと上之保温泉ほほえみの湯で配布し、すべて回りきると景品がもらえる。

 抽選で上之保特産のユズのジュースや上之保温泉の入浴券などが当たるといい、加藤洋子事務局長は「大勢の観光客に来てもらえたら」と期待していた。問い合わせは、上之保生涯学習センター=電0575(47)2500=へ。

 (成田嵩憲)

旅コラム
国内
海外