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【滋賀】築90年の精米倉をカフェに 豊郷「岡村本家」

ジャンル・エリア : グルメ | 歴史 | 特産 | 近畿  2014年05月21日

40年前まで使っていた精米機を横に発酵料理が楽しめるカフェ=豊郷町の岡村本家で

40年前まで使っていた精米機を横に発酵料理が楽しめるカフェ=豊郷町の岡村本家で

 豊郷町吉田の老舗蔵元「岡村本家」は、40年前まで精米所として使っていた倉庫を改装し、酒蔵カフェ「豊郷発酵倉」を始めた。18年前に始めた酒蔵見学が好評で年間4万人が訪れるが、ゆっくり休憩できるスペースがなかった。待望のカフェを開いた6代目岡村博之さん(44)は、「地域の人が集まって元気になれる拠点になってほしい」と張り切っている。

 創業160年の岡村本家には、醸造所や瓶詰所などに使う倉庫が12あったが、老朽化などで5つは取り壊して駐車場となっている。カフェに改装した倉庫は築90年。岡村さんの幼少期は精米量が減って既に遊び場だったという。改装前は壁が傾き、屋根は雨漏りがひどかった。昨年10月、地元の大工に相談すると「3日あればつぶせる。改装すると費用は解体の10倍」。それでも改装を選び、半年かけて見違える姿に生まれ変わった。

 室内高を生かしカフェは2階に改装。レトロ感たっぷりの古い精米機3台が1~2階を貫き、おしゃれに展示されている。1階は30席、2階は宴会もできる80席の広間。メニューは地元の食材を生かす。味付けは酒蔵らしく発酵にこだわり、かす漬けや塩糀、みそ味を選べる。

 ノンアルコールの糀の甘酒を果物や豆乳で割った、昔ながらの夏バテ対策ドリンクも用意。酒かすアイスクリーム、銘柄清酒「金亀」の利き酒も楽しめる。

 営業は午前11時~午後3時。夏までに夜の営業も始める予定。問い合わせは岡村本家=電0749(35)2538=へ。

 (河辺嘉奈子)

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