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【愛知】かかし夫婦「イノシシだ!」 設楽、仮装大賞出場の団体作る

ジャンル・エリア : まちおこし | 愛知  2014年05月27日

チームTAKOが作ったかかし「キャー!イノシシだ~」=設楽町津具で

チームTAKOが作ったかかし「キャー!イノシシだ~」=設楽町津具で

 設楽町津具地区を走る県道東栄稲武線脇の空き地に、野良着姿の男女が立ちすくんでいる。車のスピードを落とし「何かあっただかん?」とのぞき込むドライバーもいるが、2人は金縛りに遭ったように身じろぎもしない。よく見ると、足元にはイノシシが…。

 男女の正体は、かかし。地元の商店主や農業者、喫茶店主ら6人でつくる「チームTAKO」が製作した。日本テレビ系の人気番組「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」に10回連続で本選出場しているグループだ。

 この場所には最近まで、グループの手によるかかし「泥棒とお巡りさん」が立っていた。仮装大賞で培った技術を生かして作り、設楽町名倉地区のかかしコンテストで最優秀賞、岐阜県の明知鉄道が行ったコンテストでも優秀賞を獲得した。

 「『本物のお巡りさんかと思った』なんて声も出るほど好評でした」とリーダーの村松一志さん(52)。「ぜひ第2弾を」との住民の期待に応え、アイデアを寄せ合って作ったのが「キャー! イノシシだ~」。

 津具地区ではこのところ、イノシシが頻繁に出没している。「夫婦で田んぼを見回り中、出くわした場面をイメージしました」(村松さん)。材木で作った骨組みに荷造り用の気泡入り緩衝材を巻いて体形を整え、持ち寄った野良着を着せた。

 県道から見えるのは後ろ姿なので、顔は省略。イノシシは、昨年の「したら森林まつり」で展示された間伐材利用の作品に茶色の塗料を塗って仕上げた。

 のどかな田園風景に溶け込んで、不自然さを感じさせない夫婦のかかし。「これからも季節に合わせた作品を登場させていく。津具の新しい名物になれば」とメンバーは張り切っている。

 (鈴木泰彦)

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